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アフターな自分日常を測っていくメジャー 笠見康大 / Yesterday and Today

2020.06.07

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アフターな自分日常を測っていく自分

メディア、デザイン・コミュニケーション
の中で考えたこと。石川伸一

http://numerodeux.net/?p=20470

くり返される
きのうとあす。

僕はメジャーを持ち歩いている。家具を買い物をする時に便利なのだ。どんないい棚を見つけても、自分の家に合わないものは入手できない。そんな日常のひとコマを繰り返す。

生活のリズム 自分のリズム 社会のリズム

最近「日常」について考えることが多くなった。つまり、それだけ日常は失われているのかなと思う。僕はどうやって日常をとりかえせればいいのだろうか。

「新しい条件」の中で生きていくうえで、自分のメジャーが必要なのかなと思う。そのメジャーって他人と共通のものもあるし、自分だけにものもある。

前者はわかりやすい。たとえば、マスクをする、とかそういうことだよね。問題は後者。自分はアフターな社会の中で、どんな自分の中の「メジャー」をもち歩けばいいのだろうか。今、なんとなくモヤモヤするのは、自分の中の新しい規格が更新されてないからではないか。

ひさびさにギャラリーに行った。アフターでは初めてだと思う空間は変わりなくホッとしたアートに出会える。僕はメディアについて考えるのが好きなので、アートも「メディア」だと考えている。

壁面の作品は穏やかで、ゆっくり動いている感じる。スライドをみているよう。くるっとまわって、また戻るような。でも、少し違うような反復。そう、僕が求めてるのはこのリズムでありメジャーなのかなと思った。そして、可愛らしくとも思える「強度なポップ」があるのはとても大事なことだと思う。

アートのいいこところは、受け手が主体になれるところだと思う。僕は笠見康大の作品を見て、自分の日常について、モヤモヤしていた部分が無くなったとかけば嘘だけど、モヤモヤと一緒に昨日と明日を生きていこうと心の準備ができた。だから、アートは好き。今日もバッグにメジャーを入れよう。2つね。

笠見康大 / Yesterday and Today
2020.05.23–06.13 / 13:00-19:00 / 休館日 日・月・祝
入場無料
CAI02(中央区大通西5丁目 昭和ビルB2F)

Text by
石 川 伸 一 (NUMERO DEUX) メディア・プランナー
twitter.com/numeroo https://www.facebook.com/shinichi.ishikawa
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プリンの形のように、大学と社会は同じである。

2020.05.17

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プリンは、カラメルを支える
土台なのである。カラメルを目指して、スプーンを
いろいろな方向からやってくる。

時は強く。時にはやさしく。昼に夜に。
大切なのはプリンはうまいということ。

大学生になる。 大学は世間である。当然に中高もそう。
幼稚園も保育園もそう。生まれる前も母体の細胞の中でも社会といえる)

ちいさな世間でも、社会の縮図でもない。世間そのものなのだ。大学と地域を分けて考えるのは少し違う。なぜなら考えてみよう。

ここに今までの誤解があって、大学は生まれた時から、ずっと地域の一部分であるのにそうじゃない顔をしてきた。涼しい顔で「知らんぷり」をしてきたのではないだいろうか。

僕は室蘭工大の外部委員している。今回の会議で、僕はもっと大学の事務や研究について、地域のボランティアを活用してみてはどうだろうか、と提案させてもらった。それもスペシャルではなくて、日常的に。

僕が思うに、大学の経営はどんどん金銭的に厳しくなっていくとと思う。人件費がシビアになれば、採用数を減らすか、アウトソーシングが進んでいくと思う。そこまでいくなら、地域のボランティアで仕事をカバーしてみてはどうだろうと考える。

有償ボランティアという形でもいいかもしれない。ここでいうボランティアは、お客さんではない。業務に関わる以上、そこは通常の仕事と同じである。守秘義務も当然だ。

こういった形のマネジメントは、新しい試みでとっても難しいとは思う。でも、そこにトライができれば本当に大学は地域とつながることができると思うのだ。そして、大学は心強いサポートも受けることができる。

大学はピラミッドから、プリンになればいいと思う。
カラメルを支えるボランティアが必要なのだ。

Text by
石 川 伸 一 (NUMERO DEUX) メディア・プランナー
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歩く前に。目の前に何があるの?

2020.04.12

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自分の思考的に歩く方向を考える。
東西南北。地下に空。答えを出せるのは自分だけ。

今回は、どうやって答えを出すのか、ということを
書きましょうか。

PART 1
——————————

あくまで「仮定」の話ですが。
あくまで「過程」の話ですが。
あくまで「家庭」の話ですが。
発音だけでは、どれだかわかりません。

僕たちは、そういう世界に住んでいて
「そういう」と書く時点で曖昧な訳です
白黒ハッキリできればいいのですけど、
それに挑戦すると大抵うまくいかないか、勘違いか

なぜなら、仮定も過程も家庭も
現実と内心をぐるりとまわり続ける
台風なのです。台風だから、時々「目」に入る。
その真空地帯は、空気を読まなくてもすむので、

そこで、勝負をかける方法はありますが、
結果は蚊帳の外。

PART 2
——————————
夢もいいですが、
今自分に一番大事なことはなんでしょう?
目の前にあるものを見つめましょう。
これは結構難題で。

ねぜなら、
僕たちは、目の前のものに目をそむけるのが、
好きなのです。
手が届いてしまうから。

届くものより、
届かないほうが楽しい場合がある
結論を伸ばせるから
人生100年時代ですから

でも、一番大切なのは10年後よりも、
今週、今日、そして今なのです。

 

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Text by  石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)
メディアづくり まちづくり ひとづくり  をテーマに活動中。
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