ARCHIVES / ARTICLE

NEWS

「ツボカワ カオリ ドローイング展 encounter −白と黒の邂逅−」 

2019.07.12

tubo

メディアづくり・まちづくり・ひとづくり
あなたと私のための記事
NUMERO DEUX ニュメロデュー Articles for you and me

黒と白の中にみえる。

 

ふと見かけた絵が|心に残ることがある
体の中に置かれた|その絵

絵は人との出会い待っているかもしれない|人はある時、絵に幸福に出会う
その時に生にまれる(かもしれない)|心の関係

現実と、現実でないもの|その境界|そのスリル
絵と自分の間にある空気 |肺にすいあげる|楽しさがカラダになる

白と黒のシンプルなドローイング。それにとても惹かれるのなぜだろう。手書きの平面作品の持っている魅力というのは、なんともいえず、私たちが人である限り魅了し続けると思うのだ。

人の意義を計るスケール。技術が発達すればするほど、アナログな感覚の価値は上がり続ける、これは僕の持論。アートの魅力はテクノロジーの進化で計れるものではない、作家で決まるのだ。

北海道室蘭市在住のツボカワ カオリの2回目の作品展が開催される。会場のカフェでお茶を飲みながら、壁面の作品を眺める。そういった行為は今、とても贅沢な時間だと思う。

いい生活は引き算になっていって、
そんなシーンにはツボカワカオリの白と黒の作品がよく似合う。

作家情報
ツボカワ カオリ。1976年 神奈川県藤沢市生まれ。油彩を学び、映画の美術スタッフや、専門学校で教えながら、ワークショップの開催、雑誌広告、映画やバンドのグッズ製作などを手がけつつ今日に至る絵を書いている。2017年に初の個展を開催。そして、前回と同じ札幌市のギャラリーカフェにて、今回2回目の個展を開催。手作業で染めた紙やイラストボードに極細のペン描いた作品を出品。ガラスの瓶に入れた小作品なども販売する。

 

ツボカワ カオリ ドローイング展 encounter −白と黒の邂逅−
2019年07月18日 ~ 2019年08月12日12:00-24:00(日祝日21:00まで)
水曜定休・7/30臨時休業・8/13-16お盆休み
CAFE ESQUISSE(カフェ エスキス)
(札幌市中央区北1条西23丁目1-1 メゾンドブーケ円山1F)
入場料: 無料(喫茶店内で展示の為、お飲み物等は各自お買い求め下さい。)

 

 

Text by  石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)
メディアづくり まちづくり ひとづくり
https://about.me/shinichi_ishikawa
twitter.com/numeroo
https://www.facebook.com/shinichi.ishikawa
 Facebookの「いいね」やTwitterボタンなどでひろめてくれると嬉しいです

REPORT

「盆栽と盆景の違い と まちをづくり 盆景展示 苫小牧にて」 

2019.07.07

bonkei1

メディアづくり・まちづくり・ひとづくり
あなたと私のための記事
NUMERO DEUX ニュメロデュー Articles for you and me

まちづくりのソネット

世界はどこにあるのか /  自分の世界と他人の世界 / 自分と他人の世界 /  いくつかの世界を旅人のように あちこちいってみたい

まちはどこにあるのか? /  それはあなたの家のドアを開けたところから /  そして、あなたの心の中まで /  まちは心をつなぐ

苫小牧市 /  盆景の展示会へ行ってみる / そこには楽しむ人の笑顔があった

盆景はポップであり、隙がある /  クリエイティヴには隙が必要  / だから、まちづくりにはポップが必要。

「盆栽」は知っていても「盆景」は聞いたことはない、という人は多いかもしれないね。盆景とは、お盆の中に、土、砂、植物、石などを組み合わせて自然の光景をつくりだすことである。

僕の印象だけど、盆景は盆栽より、ポップな印象がある。盆景は手作りであり。盆栽もそう感じさせるが、実は違う。

盆栽の中にあるのは歴史という名の「プラン」であり、盆栽家はプランを実行する。緻密な都市計画。それは、小品盆栽のほうがもっと明確にわかる。なぜなら、展示の小品の盆栽は展示で複数組み合わせる。そこに「流れ」「受け」「勝手」といった、ルールはデザイン的美意識がある。

しかし「盆景」には直接的なデザイン・ルールはない。では、どう考えるのだろう、と思って、会場に居た盆景作家の方と話をすると川を作ったり、というルールはあるものの「盆景は楽しいのが一番だと思っている」と言葉をいただいた。

僕は盆栽のもっている、綿密な都市計画のようなイメージを愛する。基本、僕は「まちづくり」には専門家によるプランというのは大事だと思っている。

しかし、すべてを専門家の手に委ねることはできない。なぜなら、まちに住む僕たちは「まちに住む専門家」ではないから。

専門家の都市計画は、そこに実際住む人の「内面」までは、入ってこないし、これるものではない。最終的にまちをつくる人の「気持ち」の問題だからだ。

盆景とは「気持ち」が魅力の表現だと思う。
僕はこれから、まちづくりを考える時、
盆景 の自由さと優しさを思い出そうと思った。

 

Text by  石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)
メディアづくり まちづくり ひとづくり
https://about.me/shinichi_ishikawa
twitter.com/numeroo
https://www.facebook.com/shinichi.ishikawa
 Facebookの「いいね」やTwitterボタンなどでひろめてくれると嬉しいです

REPORT

「カフェとピザ、人生を何度か救うのんびり〜カフェとピザのお店 『nonびりーの』苫小牧」 

2019.06.30

fullsizeoutput_6d1

メディアづくり・まちづくり・ひとづくり
あなたと私のための記事
NUMERO DEUX ニュメロデュー Articles for you and me

まちの中の思想

ひとは、時には逃ていい。
その場所が問題で、
自宅は楽だけど、すべてを自分で抱え込んでしまう感覚がきびしい。
職場や学校はダメではないと思うが、自由度が足りない

眺めのいいカフェは、
最適な場所だと思うのだ。

日常のソネット
まちの中で生きるために

 

のんびりすると、
怒り出すのは、自分
そんな時は、カフェにいくべき
そこまで歩いてもいいし、ハイヤー呼ぶのもあり

カフェは、怒って行かないところ、
笑う必要もないところ
僕はカフェにいくコーヒーを頼んで、
最初の水が、心の透明度を太陽のプリズムがはかる

カフェという他人の部屋で
心の矛盾を溶かしていく
そして、お腹が空くのはあたりまえ

苦い飲み物は、自分へのご褒美
うまいピザは、待つのも楽しみ
時間あるのか? あるだろう。

「nonびりーの」は、北海道苫小牧にあるカフェ。
中心部から外れにある、海外沿い、海のみえる、いわゆるオーシャンビューのカフェ。フードメニューもあり、ピザが中心。これはなかなか本格的でピザ9種類ほか、サラダ、生ハム、フライドポテト、フライドオニオンなどなどあり。通し営業で21時までやっているのは、十分腹ペコに相手をしてくれる。

カウンターがメインで、海岸沿いにあるので、海の光景がとてもいい。
さらには外でも飲食することができる。

ピザは手で食べられのが幸せだ。
そして、おいしい。こんな食べ物ほかに少ない

外で4人ほどの女性グループが、
スマホで写真をとっている、テイクは相当重ねている
自己顕示欲はとってもいい。元気の印でもある。

怒った時はカフェにいこう
悲しい時は家にいよう


「nonびりーの」(カフェ、ピザ)
北海道苫小牧市浜町2-2-4
営業時間:11:00~21:00
月曜定休

 

Text by  石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)
メディアづくり まちづくり ひとづくり
https://about.me/shinichi_ishikawa
twitter.com/numeroo
https://www.facebook.com/shinichi.ishikawa
 Facebookの「いいね」やTwitterボタンなどでひろめてくれると嬉しいです

«...10...161718...20...»
ARTICLE

CATEGORY

LATEST ENTRIES

ARCHIVES

CLASSIC CONTENTS

website design by shie sato

SAPPORO ART & DESIGN MAGAZINE NUMERO DEUX 札幌 アート&デザインマガジン ニュメロデュー

copyright @ NUMERO DEUX allrights reserved.
top