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京王プラザホテル

2006.09.30

京王プラザホテルの駅から少し離れた感じと広いロビーは好きだ。

20時ころ今日の用事は終った。やれやれな気分。少しだけ僕は落ち着きがない。最後にホテルの人と話す元気はある。チェックイン
をする。署名をしてキーを受けるとる。荷物を運んでもらうのは断る。バッグはひとつだし、やりとりを面倒に感じてきた。1Fは賑やかだったがエレベーターに乗り込んだとたん、遮断された静粛な世界となる。ホッとする。右手をジャケットのポケットに突っ込む。一人っきりのエレベーターの中で壁にだらしなくよっかかる。

客室階も静かだ。自分の部屋を探す。壁面のフロアマップを少しみてとおり過ぎる。自分の部屋は確認できなかったけど客室番号の順番の構成はわかっ
た。それがわかれば自分の部屋を探せる。ほどなく部屋に着く。部屋はハイクラスのホテルのシックで、木目、ベージュという感じの落ち着いていて一般的な内装。僕はこういった普通の感
じが一番好き。最近はモダン系の内装のホテルもあるけど僕は苦手。モダンなデザインは好きなんだけど、ベッドルーム空間の内装としては苦手。時計とか小物だったらいいのだけど。

荷物をベッドに置いて、ノートパソコンや、書類を取り出して、壁面の机に置いて、作業はすぐできるようにはする。ネットの接続を確認する。上着を脱いで、バスルームに入ってシャワーを浴びる。あがって備え付けの寝巻きを着る。冷蔵庫を明けるとボルビックがあったので飲む。

パソコン
でブラジル音楽専門のネットラジオで音楽を流す。ベッドに寝ころぶ。清潔なシーツの匂いがする。仕事はあるけどそれは明日にまわす。チェックアウトは11
時までだから、5時か6時に起きて取り組もうと思う。少し元気になったので手帳を持ってカフェテーブルのあるひとり掛けのチェアに座る。

カーテンをすべて開
けて夜景を眺める。僕はそれほど夜景には感じるものはないのだけど、窓から見える高い位置からの光景はいいものだとは思う。部屋で吸うの気が引けるがタバコを一本取り出す。喫煙者だが部屋でタバコを吸うと「けむい」と思う。

吸いながら手帳で明
日の予定や、進行管理のリストの確認する。黄色のマーカーを引く。ふと思って、財布と一緒にベッドサイドテーブルに置いておいた携帯電話を手に取って、電源を切る。なんとか一
日を終わり、寝るまでの少しの時間は、リラックスできる時間。30分もしないうちに眠くなってきた。ベッドに横になる。そばにあるデジタル時計を見ながら眠りについた。


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