近所のゲオは5本一週間1000円で。最後の一本を選ぶのが難しい。そんな訳で、今回、最後に選んだのはまったく知らない作品。第二次世界大戦のポーランドを舞台にユダヤ人レジスタンスのストーリー。
主人公の人が、どこかで見たことがある人だな、と思ったらFOXのコメディTVシリーズの「フレンズ」の主人公役の俳優だった。どうやら本作はTV映画なようだ。そのためか、実際はもっとレジスタンスというのは過酷な状況だったと思うけど、そのあたりはそれほど見せないで、ややソフトには仕上げている感じがした。
残酷で悲惨な描写というのは僕はありすぎると苦手だ。もちろん、それらは目をむけるべき戦争という悲劇の事実だと思うけど、ありすぎると僕はそれだけで参ってしまってストーリーの印象がぼやけてしまうのだ。
本作では、そのあたりは控えめにしつつ、でも単に英雄的な物語にしないで、ソフトではあるけど、悲しみや希望というのをうまく表現していて、観やすい作品になっていると思う。