注意:再生すると音が出ます。
Wire / Eardrum Buzz
ワイヤーというと、特徴である金属的なギターサウンドの初期が、パンク・シーンの最重要バンドとして紹介されることが多い。でも1985年以降のエレクトロニックサウンドに移行していった時代については、一部のファンを除いては、語れることは少ないと思う。なぜだろう?非常に実験的で精鋭的なエレクトロニクスサウンドを作っているのに。音響系ともノイズともいえず、エレクトロニカというには早過ぎる音楽のためだろうか。 また、それらには相容れないっ個性があるためか。
でも、いいなぁこのクリップ。サウンドは常にクールなんですが、ヴォーカルのコリン・ニューマンのユーモラスなヴォーカルが印象的。このヴォーカルの存在感が、ワイヤーを独自の存在にしているのかな。こういうオッサンになりたいものです。
近作のアルバムも、問答無用の良さがあり、もしエレクトロニクス関係の飲み会(?)にワイアーがいたら、もう誰も反論できないオッサン組になるでしょう。