REVIEW

アラフォー

2010.02.21

Bj_5

FilmReview
「ブリジットジョーンズの日記」
(2001)

 夕食はひとり寄せ鍋。近所のスーパーでセットが半額だったのだ。2回にわけて食べられそうだ。

 夕食を食べたら、(昔話題になった)恋愛映画を自宅で鑑賞、そんな週末。

 恋愛映画は、積極的には観ないのだけど、最近はわりと考えは変わっている。「恋愛」そのものより、主人公のいろいろな生活風景が見られるにも楽しみになってきた。恋愛映画の「恋愛」以外の部分がなかなかいい。そこが、興味がわいてきて恋愛映画をもう少しいろいろ観てみようかな、と思う。

 本作は、そんな僕が興味を持つ部分もおもしろい。

 メジャーな海外の恋愛映画といえば、一般的にアメリカの作品が多い。本作はその中で珍しく、イギリスが舞台。以前にもイギリス映画を観た経験だと結構、イギリスのドラマのセンスって、日本人にも通じるものがあるな、と思った。うまく表現しにくいけど、アメリカの恋愛ドラマって、感情移入はできると思うけど、どこかザックリしているというか、いい意味でわかりやすく、キレイに流れる感じがある。

 対して、イギリスのドラマは、ウェットで、細かくて、そして皮肉(自虐?)。こうした要素が、日本人の心情にもマッチすると思う。そんな、イギリスらしさ?が、本作ではたっぷり楽しむことができる。また、イギリスでの一般的な生活行事が垣間見られるのも楽しい。

 恋愛ドラマとしては、ちょっと都合良すぎる感じがするけど、そのあたりは主人公を演じたレネー・ゼルウィガーの魅力で気にならない。空回りのマヌケさと、親しみやすい女性としての魅力を同時に見せてくれるの楽しい。うまいと思う。

 97分という時間も、夕食後にちょうど良かった。洗い物を片付ける時間もある。
 

 


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