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NEWS No.180402「スキドコプロジェクト第一弾企画展『好きを分解する』展」

2018.04.08

sdtenji

僕らは「好き」で、できている。
まとめられた、好き・すき・スキのみえる「場」

好きがあれば、生きられる。
生きることは「好き」を選ぶこと。
芸術・文化の「好き」はどこからくるのだろう?

スキドコプロジェクトの第一弾企画として、展示会が札幌駅近くの商業ビル内にある企画ギャラリーにて開催中です。それについて書きますね。僕自身も本企画に協力をしています。大変魅力的なプロジェクトなので詳しく、本企画の成り立ちから書いてみます。

スキドコプロジェクトとは札幌駅前通まちづくり株式会社が主催するアートマネジメント講座Think Schoolというのがありまして、その第1期卒業課題で最優秀賞となった企画案「好きはどこから生まれてくるのか? -芸術・文化の入り口を探る-」からはじまっています。立案したのは、札幌にてフリーのPRブランナーである山岸奈津子(クライメイト)です。僕は彼女がまだフリーになる前の星野リゾートトマムの広報マネージャーの時に、一緒にワークショップの企画をやらせていただいて知人です。明るく元気で、とても話しやすい人です。

話をもどしましょう。スキドコプロジェクトは、その内容はタイトルどおり文化・芸術について人々はどのように「好き」になるキッカケがあり、それを深めていくのか?ということを調査して発表する山岸奈津子によるプロジェクト。「好き」が「どこ」からくるのか?を略して「スキドコ」です。マーケット調査と重なる部分もあるかもしれないけど、それよりもずっと人のコアなところに触れていく内容になると考えられる。受賞の副賞によってギャラリーテラス計画にて一ヶ月間展示をおこなえることになった。

展示発表にむけての「好き」についての調査をウェブサイトからのアンケートと、対面による人物取材を2017年より開始。それと平行して札幌市内のコミニュティFMラジオカロスさっぽろにてスキドコのラジオという週1回の放送の番組を担当。毎回多彩なゲストを読んで「好き」についてのトークを聴くことができる(本放送のアーカイブはYouTubeで聴くこともできます)。

まだ本プロジェクトは進行中だが、第一弾発表会として本展示か開催された。その内容はウェブサイトによる150名へのアンケートと、対面取材による12名へのインタビューで「好き」についてのストーリーや「好き」とは何かをリサーチ。「好きを分解する」をテーマに、アンケートとインタビュー結果のビジュアル展示や3人の対面取材した人物のインタビュー抜粋も展示。

その3人の一人に僕も選らんでいただいたので、僕のスキドコも見ることがでます。会場は東京在住の現代美術作家 中島 崇によるインスタレーション展示もおこなわれ、文化・芸術の「好き」についての調査結果を展示した壁面と見上げれば天井にはアート作品があるという、とっても素敵な空間が作られている。窓からの自然光によって見え方も変わって素敵です。

札駅近くで入場無料なのでお見逃しなく! 他人の「好き」のメカニズムを知るのはおもしろい。また、あなたの「好き」についてわかるキッカケになるかもしれない。心の中の「もやもや」がすっきりするかもしれませんよ。以下、写真でもその雰囲気を紹介していきます。

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▲ アンケートとインタビューの結果展示。可愛らしいキービジュアルもあり、読みやすい。

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▲ インタビューの内容を詳しく読めるファイルが設置。自由に読める。

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▲2018.4.7 夕方、関係者を招待したオープニングレセプションの様子。

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▲スキドコプロジェクトの企画者山岸奈津子。札幌市在住のフリーのPRプランナー。レセプションでの挨拶の様子。

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Text by  メディアリサーチャー石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)

「スキドコプロジェクト第一弾企画展『好きを分解する』展」
2018年4月8日(日)〜5月6日(日)11:00〜20:00
赤れんがテラス5階展望ギャラリー「テラス計画」
入場料無料

共催:札幌駅前通まちづくり株式会社|クライメイトPR
企画:山岸 奈津子(PRプランナー)
デザイン:COMMUNE
協力  :Think School|一般社団法人PROJECTA|小さなメディア kajiru


企画者:山岸奈津子について……参照URL

「スキドコ」ウェブサイト http://www.sukidoko.com
[スキドコのラジオ]アーカイブhttps://www.youtube.com/channel/UCAY8JiLafBFYlOrh42UgNUA
山岸奈津子のPRプランナーとしてのサイト(クライメイト)https://www.climatepr.com/
山岸奈津子 Facebook https://www.facebook.com/natsukoyamagishi
山岸奈津子 Twitter https://twitter.com/sukidoko_pro


 

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NEWS

NEWS No.180401「Fuminori Kagajo/ Timeless」

2018.04.01

Timeless

音楽が無くても生きられる…けどね。
“NO MUSIC YES LIFE”を考える。

“NO MUSIC NO LIFE”。考えてみよう。実はそんなことはない。
音楽がないので心臓が止まりましたとか、脳死しましたという話は聞かない。
音楽が無いと生きられない、ということはない。つまり僕たちは音楽が無くても生きられるのだ。残酷なことに。

“NO MUSIC YES LIFE” だとすれば、音楽が無くなった後に人生のいろいろな場面で、何を耳にすればいいのだろうか?言い換えれば、何に助けられれば?音楽がなくても生きられるけど、リズムとメロディーは僕の人生に彩りと深さをくれる。

朝起きた時の時間。仕事場むかう時間。
ワークタイム。
自宅の寝るまでのひととき。
音楽は僕のそばにありクールに(時には泥臭く!)僕に語りかける。

音楽にもいろいろあるから、僕はその時気分で、いろいろな音楽を聴く。

Fuminori Kagajo/ Timeless。このアルバムのもってるポジティヴ感が凄く好きだ。一曲目から、本当にクールであると同時に楽しい。気持ちが高まる。徒歩でもクルマでもいい。このアルバムを聴くと少し気持ちアガってくる。自分がカッコいい人間になったような気分になる。その直後に自分の容姿を思い出し苦笑いする。だが、そんな自分もカッコいいと思う悪循環(笑)。
楽しく背伸びした気分にさせてくれる。そんな魅力が、このアルバムにはある。

個人的にはアシッドジャズ・ムーブメントの「あの時」の熱気を思い出されるのも気持ちいい。聴く前に想像したよりずっと生音感のあるアルバムであり、そこが親しみやすさにもつながる。日本語女性ヴォーカルのトラックもあり、そこにもFuminori Kagajoの底の深さに驚くのだ。
やはり音楽は楽しい! 手元に置いて欲しいアルバムだ。

ishikawa
Text by  メディアリサーチャー石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)
#Fuminori Kagajo

Timeless_Sleeve
Fuminori Kagajo / Timeless
Release Date: Jan 24, 2018
Price : ¥2,400 (税込)
Catalog #: SSP-001CD  Label: scherzosketch production
Amazonで購入

Fuminori Kagajo
DJ/プロデューサー。96年より札幌を拠点としながら日本国内 、イギリス等でDJとして活動する。2010年にNYの名門HOUSE レーベル、King Street Soundsよりリリースした『Piece of Heaven』がヒット。その後も海外のレーベルを中心に精力的に作品をリリースしながらCM音楽の制作やホテルのサウンドプロデュースをするなど活動中。そして2018年には待望のCDアルバム『TIMELESS』をリリース。(下記ウェブサイトより)
http://scherzosketch.com/blog/fumi/

NEWS

NEWS No.180303「葛西由香 個展 「日々とあそび」」

2018.03.24

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日本人だけど「日本画」って 馴染みがないよね、という話。
でも、おもしろいよ。札幌の素敵なアーティストを紹介します。

春が近づいている、気持ち良い。雪を忘れたい…そんな季節でも、どうしたら前向きになれるの?と自問する毎日。そんな時はアートを観るのがいい。少なくても僕はそうだ。

日本画を知らない。日本で生まれても、目にするのは圧倒的に洋画である。実家に飾ってあった父の知人が描いたという絵も。ホテルや、和風の旅館でも公共の空間でも。なぜそんなことになってしまったかわからない。まぁ、考えてみれば不思議なことでもない。なぜなら、私達の衣食住の大部分は西洋化されている。純日本風なものは少なくなっている。珍しいくらいだ。

日本で和風なものが珍しいとは!そこが日本のおもしろいところかもしれない。さて、日本画とはなにかと言えば、一番大きいのは岩絵具という絵具の違いかなと僕は思う。岩絵具は天然の鉱物を砕いてつくったものが基本である。岩絵具を使えば日本画と説明できるのではないかと僕は思っている。この絵具の色彩や質感は、日本人にどこか親しみやすさを感じさせる。それは、きっと自分たちが、普段目にする日本画以外の和風のカルチャーと共通する部分があるからだろう。だから、日本画の世界は難しくはない。もっと、気軽に楽しんでもいい。

葛西由香は1993年北海道網走市出身。2016年札幌大谷大学芸術学部美術学科日本画コース卒業。卒業制作として制作した襖絵「明治物語」(500m美術館にて展示)では、お菓子の「きのこの山」と「たけのこ里」を鎌倉時代の「平治物語絵詞」に見立てたユニークな襖絵「明治物語」は注目を浴びた作品。その後もさまざまなアート企画に出品。伝統的な「見立て」や「やつし」の技法を取り入れつつ、想像力を刺激し、ユーモアのある日本画作品を制作する新鋭のアーティストである。その初個展が開催された。

葛西由香の作品について僕の短めな感想は、びっくりするほどセンスがいい。そして、そのセンスを日本画という世界で展開したのも、とってもいいなと思う。加えて大変良い方向で「若さ」が作品から感じられるのも素敵だ。そのため、僕たちは彼女の作品のこれからの展開を楽しみにすることができる。すべてとはいわないが、僕はアート作品にユーモアがあるのはとてもいいと思っている。ユーモアとは、批評性でありセンスである。簡単なことではない、それを作品に品良く着地させるのはとてもむずかしい。それを彼女は軽やかに(と感じさせる)日本画として定着させている。そのセンスの定着性は、インテリアとしても調和があり、彼女の作品を家に飾るのもおすすめできる。日本のアートの未来を見るようで楽しくなってきた。

ishikawa
Text by  メディアリサーチャー石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)

葛西由香 個展 「日々とあそび」 会期:2018年3月3日(土)〜25日(日) 時間:11:00~19:00 休廊:月・火曜日 会場:クラークギャラリー+SHIFT(札幌市中央区南3条東2丁目6 MUSEUM 2階) http://www.clarkgallery.co.jp

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