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REPORT

「時のオブジェは話しかける 『䂖井 誠 proving Ground』」 

2019.07.20

 

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メディアづくり・まちづくり・ひとづくり
あなたと私のための記事
NUMERO DEUX
ニュメロデュー 
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静かに、時を超える
時のオブジェは話しかける 

すべては動いていて|止まっているものない
ブレない|あいまいでもない

作家とは目撃者であり|記録者であり
夢想者であり|表せないもの

なにげなく見えるpatternが|心をつなぐ|線になる

面はこちらに|静かな|表情をみせるだけ

空気が少し湿っている午後、
䂖井 誠 のオブジェ作品、proving Groundが手元に届いた。フォルムは、実験に使うシャーレのような、シンプルな立体作品。アート作品の立体は、三次元に空間を使うので好みが別れる。しかし”proving Ground”形がシンプルなので、どなたでも馴染みやすいと思う。置く場所もリビングでも仕事机でも似合いそうだ。現代的ではあるが、西洋的と言い切れないところがいい。

石井誠の作品にある強度が僕を安心させる。そこには作家に手によるフィクション、ノンフィクションとは、距離を置いたもうひとつの歴史が刻まれている。僕は思考する。古いと、古びて見えるの差とはどう考えればいいのだろうか。

実験場は成功した。
境界はなくなる。

石井誠 1986年北海道生。美術作家。京都精華大学大学院 芸術研究科 博士前期課程 版画専攻 修了。金属に刻んだ線が石膏へと写しとられる版画技法「石膏摺り」を主に用いて 作品を制作。また、ディレクター/キュレーターとして活動。今年現代美術作家展“Nameless landscape”(2019年・札幌市市民交流プラザ札幌文化芸術交流センター SCARTS)を中村一典と共同企画でおこなった。

「䂖井誠 作品 proving Ground」
オブジェ作品 plaster print,oilpainting,water color 2019


Text by  石 川 伸 一 (NUMERO DEUX) メディアづくり まちづくり ひとづくり https://about.me/shinichi_ishikawa twitter.com/numeroo https://www.facebook.com/shinichi.ishikawa  Facebookの「いいね」やTwitterボタンなどでひろめてくれると嬉しいです

NEWS

「ツボカワ カオリ ドローイング展 encounter −白と黒の邂逅−」 

2019.07.12

tubo

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黒と白の中にみえる。

 

ふと見かけた絵が|心に残ることがある
体の中に置かれた|その絵

絵は人との出会い待っているかもしれない|人はある時、絵に幸福に出会う
その時に生にまれる(かもしれない)|心の関係

現実と、現実でないもの|その境界|そのスリル
絵と自分の間にある空気 |肺にすいあげる|楽しさがカラダになる

白と黒のシンプルなドローイング。それにとても惹かれるのなぜだろう。手書きの平面作品の持っている魅力というのは、なんともいえず、私たちが人である限り魅了し続けると思うのだ。

人の意義を計るスケール。技術が発達すればするほど、アナログな感覚の価値は上がり続ける、これは僕の持論。アートの魅力はテクノロジーの進化で計れるものではない、作家で決まるのだ。

北海道室蘭市在住のツボカワ カオリの2回目の作品展が開催される。会場のカフェでお茶を飲みながら、壁面の作品を眺める。そういった行為は今、とても贅沢な時間だと思う。

いい生活は引き算になっていって、
そんなシーンにはツボカワカオリの白と黒の作品がよく似合う。

作家情報
ツボカワ カオリ。1976年 神奈川県藤沢市生まれ。油彩を学び、映画の美術スタッフや、専門学校で教えながら、ワークショップの開催、雑誌広告、映画やバンドのグッズ製作などを手がけつつ今日に至る絵を書いている。2017年に初の個展を開催。そして、前回と同じ札幌市のギャラリーカフェにて、今回2回目の個展を開催。手作業で染めた紙やイラストボードに極細のペン描いた作品を出品。ガラスの瓶に入れた小作品なども販売する。

 

ツボカワ カオリ ドローイング展 encounter −白と黒の邂逅−
2019年07月18日 ~ 2019年08月12日12:00-24:00(日祝日21:00まで)
水曜定休・7/30臨時休業・8/13-16お盆休み
CAFE ESQUISSE(カフェ エスキス)
(札幌市中央区北1条西23丁目1-1 メゾンドブーケ円山1F)
入場料: 無料(喫茶店内で展示の為、お飲み物等は各自お買い求め下さい。)

 

 

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「盆栽と盆景の違い と まちをづくり 盆景展示 苫小牧にて」 

2019.07.07

bonkei1

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まちづくりのソネット

世界はどこにあるのか /  自分の世界と他人の世界 / 自分と他人の世界 /  いくつかの世界を旅人のように あちこちいってみたい

まちはどこにあるのか? /  それはあなたの家のドアを開けたところから /  そして、あなたの心の中まで /  まちは心をつなぐ

苫小牧市 /  盆景の展示会へ行ってみる / そこには楽しむ人の笑顔があった

盆景はポップであり、隙がある /  クリエイティヴには隙が必要  / だから、まちづくりにはポップが必要。

「盆栽」は知っていても「盆景」は聞いたことはない、という人は多いかもしれないね。盆景とは、お盆の中に、土、砂、植物、石などを組み合わせて自然の光景をつくりだすことである。

僕の印象だけど、盆景は盆栽より、ポップな印象がある。盆景は手作りであり。盆栽もそう感じさせるが、実は違う。

盆栽の中にあるのは歴史という名の「プラン」であり、盆栽家はプランを実行する。緻密な都市計画。それは、小品盆栽のほうがもっと明確にわかる。なぜなら、展示の小品の盆栽は展示で複数組み合わせる。そこに「流れ」「受け」「勝手」といった、ルールはデザイン的美意識がある。

しかし「盆景」には直接的なデザイン・ルールはない。では、どう考えるのだろう、と思って、会場に居た盆景作家の方と話をすると川を作ったり、というルールはあるものの「盆景は楽しいのが一番だと思っている」と言葉をいただいた。

僕は盆栽のもっている、綿密な都市計画のようなイメージを愛する。基本、僕は「まちづくり」には専門家によるプランというのは大事だと思っている。

しかし、すべてを専門家の手に委ねることはできない。なぜなら、まちに住む僕たちは「まちに住む専門家」ではないから。

専門家の都市計画は、そこに実際住む人の「内面」までは、入ってこないし、これるものではない。最終的にまちをつくる人の「気持ち」の問題だからだ。

盆景とは「気持ち」が魅力の表現だと思う。
僕はこれから、まちづくりを考える時、
盆景 の自由さと優しさを思い出そうと思った。

 

Text by  石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)
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