僕らは「好き」で、できている。
まとめられた、好き・すき・スキのみえる「場」
好きがあれば、生きられる。
生きることは「好き」を選ぶこと。
芸術・文化の「好き」はどこからくるのだろう?
スキドコプロジェクトの第一弾企画として、展示会が札幌駅近くの商業ビル内にある企画ギャラリーにて開催中です。それについて書きますね。僕自身も本企画に協力をしています。大変魅力的なプロジェクトなので詳しく、本企画の成り立ちから書いてみます。
スキドコプロジェクトとは札幌駅前通まちづくり株式会社が主催するアートマネジメント講座Think Schoolというのがありまして、その第1期卒業課題で最優秀賞となった企画案「好きはどこから生まれてくるのか? -芸術・文化の入り口を探る-」からはじまっています。立案したのは、札幌にてフリーのPRブランナーである山岸奈津子(クライメイト)です。僕は彼女がまだフリーになる前の星野リゾートトマムの広報マネージャーの時に、一緒にワークショップの企画をやらせていただいて知人です。明るく元気で、とても話しやすい人です。
話をもどしましょう。スキドコプロジェクトは、その内容はタイトルどおり文化・芸術について人々はどのように「好き」になるキッカケがあり、それを深めていくのか?ということを調査して発表する山岸奈津子によるプロジェクト。「好き」が「どこ」からくるのか?を略して「スキドコ」です。マーケット調査と重なる部分もあるかもしれないけど、それよりもずっと人のコアなところに触れていく内容になると考えられる。受賞の副賞によってギャラリーテラス計画にて一ヶ月間展示をおこなえることになった。
展示発表にむけての「好き」についての調査をウェブサイトからのアンケートと、対面による人物取材を2017年より開始。それと平行して札幌市内のコミニュティFMラジオカロスさっぽろにてスキドコのラジオという週1回の放送の番組を担当。毎回多彩なゲストを読んで「好き」についてのトークを聴くことができる(本放送のアーカイブはYouTubeで聴くこともできます)。
まだ本プロジェクトは進行中だが、第一弾発表会として本展示か開催された。その内容はウェブサイトによる150名へのアンケートと、対面取材による12名へのインタビューで「好き」についてのストーリーや「好き」とは何かをリサーチ。「好きを分解する」をテーマに、アンケートとインタビュー結果のビジュアル展示や3人の対面取材した人物のインタビュー抜粋も展示。
その3人の一人に僕も選らんでいただいたので、僕のスキドコも見ることがでます。会場は東京在住の現代美術作家 中島 崇によるインスタレーション展示もおこなわれ、文化・芸術の「好き」についての調査結果を展示した壁面と見上げれば天井にはアート作品があるという、とっても素敵な空間が作られている。窓からの自然光によって見え方も変わって素敵です。
札駅近くで入場無料なのでお見逃しなく! 他人の「好き」のメカニズムを知るのはおもしろい。また、あなたの「好き」についてわかるキッカケになるかもしれない。心の中の「もやもや」がすっきりするかもしれませんよ。以下、写真でもその雰囲気を紹介していきます。
▲ アンケートとインタビューの結果展示。可愛らしいキービジュアルもあり、読みやすい。
▲ インタビューの内容を詳しく読めるファイルが設置。自由に読める。
▲2018.4.7 夕方、関係者を招待したオープニングレセプションの様子。
▲スキドコプロジェクトの企画者山岸奈津子。札幌市在住のフリーのPRプランナー。レセプションでの挨拶の様子。
Text by メディアリサーチャー石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)
「スキドコプロジェクト第一弾企画展『好きを分解する』展」
2018年4月8日(日)〜5月6日(日)11:00〜20:00
赤れんがテラス5階展望ギャラリー「テラス計画」
入場料無料
共催:札幌駅前通まちづくり株式会社|クライメイトPR
企画:山岸 奈津子(PRプランナー)
デザイン:COMMUNE
協力 :Think School|一般社団法人PROJECTA|小さなメディア kajiru
企画者:山岸奈津子について……参照URL
「スキドコ」ウェブサイト http://www.sukidoko.com
[スキドコのラジオ]アーカイブhttps://www.youtube.com/channel/UCAY8JiLafBFYlOrh42UgNUA
山岸奈津子のPRプランナーとしてのサイト(クライメイト)https://www.climatepr.com/
山岸奈津子 Facebook https://www.facebook.com/natsukoyamagishi
山岸奈津子 Twitter https://twitter.com/sukidoko_pro