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NEWS No.17054「アートフェア札幌 2017 」

2017.11.25

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▲ 小川 優樹 / “I am melting”, she said. #18 ¥5,000(税込・アクリル額装込)

現在開催中。アートフェアのみどころを
ひとつ紹介。好きなアートを買ってみよう。

少し前に紹介したアートフェア札幌。札幌駅近くのホテル。そこの2つの客室フロアをつかって、アートの展示・販売をするという大変ユニーク企画。部屋のひとつひとつが、国内外のギャラリーの展示スペースになっている。部屋入ってみるとベッドや浴室等もつかってアート展示がされているのは不思議な体験だ。そして、値段も手頃で気軽にアート作品を購入できる機会にもなっている。

この記事では、ひとつの出展ギャラリーを紹介してみようと思う。僕も今回ここから、僕はアート作品を購入した。その名はEINSTEIN STUDIO(東京)という「日本の写真家を世界へ」をスローガンに、海外に向けて写真家のプロモーションや出版を行う団体である。

他にも素晴らしい出展ギャラリーは多々あるが、今回このギャラリーを紹介するのは理由は3つある。(1)いろいろ作品を選べる (2)値段が手頃(全作品税込5,000円)(3)サイズがコンパクト(30cm×30cm)なので、自宅等に飾りやすい ということである。(この記事の写真はすべて、このギャラリーの出品作品)。

もし、はじめてだったり、迷ったら参考にしてみて欲しい。アート作品を観て、そして「買う」楽しみを味わってみよう。これからの季節、クリスマスプレゼントにでもいいかと思う。

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▲ 平野 淳子 / 国立競技場 (ゲニウス・ロキ) ¥5000(税・アクリル額装込)

 

 

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ishikawa
Text by
アート・メディア/ナビゲーター 石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)

アートフェア札幌 2017
プレビュー: 11月24日(金)18:00~21:00(招待客のみ)
会期:2017年11月25日(土)11:00~20:00
26日(日)11:00~19:00
会場:クロスホテル札幌(札幌市中央区北2条西2丁目23)
入場料:1,000円 (情報アプリ「Domingo」をインストールすると入場無料)
フェアディレクター:大口岳人(クラークギャラリー+SHIFT)
アドバイザー:戸塚憲太郎(NEW CITY ART FAIRディレクター)
主催:アートフェア札幌 2017 実行委員会 共催:クロスホテル札幌 http://www.artsapporo.jp/2017/fair/

出展ギャラリー
ホワイトストーン・ギャラリー(東京・軽井沢・台北・香港) ,オフィス339(上海),AI KOWADA GALLERY in collaboration with SORaC gallery(東京) ,アインシュタイン・スタジオ(東京) ,hpgrpギャラリー(東京・ニューヨーク),エイトエイコ(東京),ギャラリーかわまつ(東京),エミグレ・コレクション(東京),LADギャラリー(名古屋),同時代ギャラリー(京都),DMO ARTS(大阪),ギャラリー水無月(岐阜),Gallery MORYTA(福岡),ギャラリー三日月(函館),studio BREMEN(北見),ギャラリー門馬(札幌),ハナアグラ(札幌),クラークギャラリー+SHIFT(札幌)

 

 

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NEWS No.17053「日本製鋼所創立110周年展」

2017.11.25

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製鋼所にある「美術」
それは歴史の証明である。

室蘭市にある日本製鋼所室蘭製作所。この地の代表的な製鋼所であり、世界的なハイレベルな製品を作り出す場所である。その歴史は古く100年以上。その成り立ちは、英国資本との共同出資に設立された会社。近代日本の重要な役割をはたしてきた。

そのため、その歴史の中では皇族等高名な人物が訪れていている。製鋼所内には「瑞泉閣」という接待・宿泊所がある。和洋折衷の雰囲気のある建物であり、僕も見学をしたことがある。室内にはさまざまな、美術品や製鋼所を訪れた政治家、例えば伊藤博文の「書」なども展示されていた。それらはとても印象に残っている。

大きな企業が美術品のコレクションを持っているのは珍しくはない。ただ、それが一般に公開される機会は少ない。その貴重なコレクションが、現在無料で一般公開されている。洋画、彫刻、掛軸、書等、さまざまなジャンルの興味深く、歴史を感じさせる展示である。

日本製鋼所創立110周年記念 所蔵作品展
日 時:2017年11月21日(火) ~ 26日(日)
会 場:室蘭市民美術館(室蘭市幸町6)


ishikawa
Text by
アート・メディア/ナビゲーター 石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)

 

 

 

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NEWS No.17052「広報誌に書きました。登別の魅力とまち」

2017.11.23

nob

登別市の広報誌「広報のぼりべつ」に記事を書きました。
その内容は「移住者の取材を通して登別市の隠れた魅力」
を掘り出そうということです。

「まち」について考えるいい機会になりました。登別市の広報誌の企画ページの制作。これは登別市の広報係の方が編集者、僕がライターという感じで進めていきました。その役割も制作の流れで、入れ替わる感じもありました。つまり密度の高い共同制作であり、貴重な経験になりました。打ち合わせの中では市の方といろいろ雑談する時間もいただきました。地方公務員という「まち」に深く関係している立場の方々のリアルな話も聞くこともできた。地方公務員とは市民と距離が近いがゆえに、難しいこともあるようですね。

記事そのものはこのテキストの最後にリンクを書いておきました。よかったらお読みください。以下は制作の裏話を書いていきます。

今回の具体的なプロセスは、まず市長から広報制作について、委任式がありました。その場には記者席があって、北海道新聞と室蘭民報の取材を受けました。後日、両誌に掲載されてびっくり。記事内容は違いがあり、同一のソースでも記者によってピックアップするところが違うなぁと思いました。

話はもどって、式と記者対応が終わると引き続き式会場にテーブルをセット。広報部署の方々と打ち合わせとなりました。僕のほうで、あらかじめ記事テーマについて8案程度用意。それをひとつひとつプレゼン。結果として「移住者に登別の隠れた魅力について聞いてみる」が採用になりあmした。

「隠れた」というのがポイント。登別は全国的に「温泉」が有名ですが、僕は「それ以外の魅力」を、移住者してきた人に聞いてみたかったのです。その記事を読者を市民を対象にした「広報のぼりべつ」に掲載する意味は、この記事をきっかけに自分たちの住む「まち」について、再発見したり、話題にして欲しかったのです。

取材対象者について、僕はひとりは候補がありました。それはネット上でみかけた、登別の温泉街で夫婦でカフェとデザイン会社立ち上げた方でした。バランス的にもうひとり欲しいということで、市のほうから市の移住関係の担当職員で、自身が移住者である方を推薦していだきました。その方ももともとは神戸で広告関連の仕事をしていた方です。つまり2人とも「広告=伝える」ということを仕事にしていた方。そういった人に、違う視点で登別の魅力を取材することになりました。

インタビュー対象者が決まれば、取材日のセッテイングは市の方が手配してくれました。撮影も市の方が担当。僕はノートと資料とICレコーダーをもってく感じです。取材開始は、まずは定石で撮影から先にはじめました。僕は本記事では誌面デザインに関してはタッチできないので、撮影は市の方のいうとおりに撮られるという感じです。まだ、この時点では写真の使い方は決まっていないようで、右や左をむいたりしましたよ。

撮影が終わったら、インタビュー開始。これは僕がいつもの感じでやりました。誌面が2Pなので、30分程度で意識。その間、市の方は口を挟むこともなく自由にやらせていただきました。取材後に、少し市の人と取材の手応えについて5分程度話して、そして押さえの撮影の追加を少しやりました。そして、終了。同様な感じで別日にもう1人の取材を終えました。

その後は、僕のほうでICレコーダーから文字を起こして原稿作成です。タイトル、リード、本文数等は決められた文字数があり、それに基づいて作っていきました。また、進行表もわたされていたのでその進行で。原稿は結果的に少し遅れ気味になって申し訳なかった。入稿日を聞いていたので、そこから逆算すれば遅れの影響は少なかったとは思うし、市の方も問題ないです!と答えてもらえた。ただ、無理なスケジューリングでもなかったので、ここは遅れたことを反省。

原稿ができると、2回ほど市の方の要望で対面の打ち合わせ。そして原稿を確定させました。このプロセスは、ネット上だけでもできた感じもしますが、市の人といろいろお話できたのは僕にとっては、とても有意義でした。ここで僕の仕事は終わりです。

登別市では広報の誌面デザインもすべて職員がおこなっているそうです。「入稿データーを作っているのですか?」と聞いてみたら、さすがに専門の職員がいる訳ではないのでそれは難しい。印刷業者にテキストと手描きのデザインラフをメールで送って、それ調整して確定させていくようです。市の方も「イラストレーター等を使えればいいのですが…」といってました。でも、2〜3年で異動する公務員の基本的な人員配置では難しいですよね。まぁ、フォーマットを決めれば不可能ではないかと思いますが、現在のようにフィニッシュを印刷屋さんに任せたほうがいいかと思います。後、思ったのは今、ワードやエクセルのファイルでも入稿できる業者があるので、そういうのはどうなのかしら、思いました。

僕は市の仕事をする、というのは初めてではありません。でも、今回のようにひとつの記事のライターとして、市の人と密接に関係しながら作るというのは初めて。とっても楽しい体験でした。またやりたいですね。

広報のぼりべつ 2017年11月号
のぼりべつの隠れた魅力とは 石川 伸一
http://www.city.noboribetsu.lg.jp/docs/2017101800017/file_contents/201711_Part6.pdf
http://www.city.noboribetsu.lg.jp/docs/2017101800017/file_contents/201711_Part7.pdf


ishikawa
Text by
アート・メディア/ナビゲーター 石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)

 

 

 

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