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毎日の字間

毎日の字間 2014.07.15「こだわり」

2014.07.15

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こだわり
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「こだわり」にはプラスとマイナスがあると思う▼こだわりで良くなることもあるし、こだわりで悪くなることもある▼これはやっかいだ▼さらに、進行中の段階では良いか悪いかもわからないこともある▼これは深刻だ▼だから僕は結局、こだわりは「ほどほど」にしておく▼こう書くと適当みたいだけど、全体のバランスを考えていくと、こだわりは、ほどほどがいい▼自分の結果論を振り返ると、ほどほどのほうが良いものが作れていると感じる▼こだわりを尊重しつつ、こだわり過ぎないのが僕の主義である▼石川伸一(NUMERO DEUX)

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毎日の字間

毎日の字間 2014.07.14 映画の琴(コト)『カウボーイ&エイリアン』

2014.07.14

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映画の琴(コト)『カウボーイ&エイリアン』
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ストーリー:舞台はアメリカのウェスタンの時代。ちいさな町にエイリアンが襲来し人々をさらっていく。残った人々はさらわれた人を助けにエイリアンと対決する。

感想:「西部劇+エイリアン襲撃」という組み合わせ。もうエンターテイメントしかない設定である。「人間が勝つ可能性あるの?」なんて細かいことを気にしたらいけない。キャストは007のダニエル・クレイグとハリソン・フォード。2人とも西部劇にマッチする感じではないが、それぞれの持ち味は出ていたと思う。クレイグはまんま007のようなシリアスさ。フォードは思ったよりみどころは少なかったが、珍しく少し悪い人役。この人の思いっきり悪役も観たいと思った。ストーリーはたいしたことがなく、味わいも浅い。だけどテンポのいい進行で退屈せずみせてくれる。印象深いシーンが思い出せないのが難点か。エイリアンの描き方もどこかでみたような感じ。あんまり考えずに観たい時、最適な作品。
Text & by 石川伸一(NUMERO DEUX)

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毎日の字間

毎日の字間 2014.07.13 映画の琴(コト)『ニューヨーク最後の日々』

2014.07.13

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映画の琴(コト)「ニューヨーク最後の日々』
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ストーリー:舞台はニューヨーク。主人公(アル・パチーノ)の仕事はパブリスト(宣伝・広報の専門家)。業界にどっぷりハマっていて付き合いで駄作の宣伝も引き受ける。引退を考え最後の仕事として難民救済のイベントを引き受けることに。その準備中、クライアントのスター俳優からトラブル処理の電話がくる…

感想:アル・パチーノ好きです。はっきりとした演技をする役者であり、そこが僕はわかりやすくて好きだし、とてもうまいと思う。話はラストもある意味予想できる内容であり、思ったより主人公の仕事内容の描写も希薄。でも、業界に疲れきったパチーノと、彼に会い田舎から来たヒロイン(キム・ベイシンガー)の関係がとても良い。みどころだし価値がある。「都会」と「田舎」どっちがいいのかな、なんてことを考えてしまう作品である。

一番好きなシーンは、深夜にトラブル処理を頼まれ、それを終わらせるまでのエピソード。売り出し中の女優とのやりとりがなんともいい。
Text & by 石川伸一(NUMERO DEUX)

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