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毎日の字間

2017.02.05-1 映画の琴(コト)『陽はまた昇る 』

2017.02.05

『陽はまた昇る 』
『陽はまた昇る』(2002)

家庭用の共通ヴィデオ規格「VHS」の開発描いた事業所物語…と書いても、知らない人が多いでしょうね。でも、実在の会社名が登場して説明的に描かれる。だから知らなくても映画を楽しむの問題はないです。「VHS」と「ベータマックス」懐かしいですね。

主人公は西田敏行。叩き上げで定年間近。社員を大事する性格…社員を救うために本社に黙ってVHSの開発を着手する…というあたりは安心して観ることができる。想定どおりのキャラクター。

僕が想定外で、いいなと思ったのは渡辺謙。西田の部下の管理職。本社の顔色を伺い、西田の行動にハラハラする小心者です。西田の考えには当初反対ではあるが、反対もしきれない。狡猾に立ちまわることもできない。しかし、だんだん西田に考えに惹かれていく。

僕には終始本作の見どころは渡辺謙。表情もいいけど全身の演技が素晴らしい。オーバーアクション気味ではあるけど、わざとらしくないし、とってもうまい。全身の演技って、カメラが自分をど捉えているかわからないとできないから、難しいと思うのです。

ラスト近くの西田とのドライブシーンは本当良かった。本作タイトルって「沈まぬ太陽」となんとなく似てませんか?

ishikawa
Text by
アート・メディアライター 石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)

毎日の字間

2017.01.28-2 映画の琴(コト)『マグニフィセント・セブン』

2017.01.28

Magnificent-Seven
『マグニフィセント・セブン』(2016)

今の時代、西部劇っていいかもしれませんね。新鮮だし、ハッカーが出てきてなんでもパソコンでやっちゃう、なんてこともできないし。「生の戦い」の魅力が発揮できて、わかりやすい舞台は娯楽作に向いてます。そう、本作はお楽しみ作品。キャストを語ると、ディーゼル・ワシントンは、いつものワシントンでした。他作品よりも、より安定していおります。クリス・ブラットは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 」も良かったですが、本作もかなりいいです!でもでも、僕のイチオシはイーサン・ホーク!好きな俳優でもあるし、本作もかなり良い役もらってます。最後に全体的な感想を。アクションはもちろんいいです。あと、7人のキャラを掘り下げるエピソードがもっとあっても良かったかな、と思いました。

ishikawa
Text by
アート・メディアライター 石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)

毎日の字間

2017.01.08-1 映画の琴(コト)『ローグ・ワン』

2017.01.08

rogueone_one
『ローグ・ワン』(2016)

ルーカスの不在。
ディズニーの良味。

僕は最初に観たスターウォーズは「エピソード4」。今はなくなった札幌の中心部にある映画館でね。それから、シリーズは全て観ている。DVDやTV放映で繰り返し何回か観ていて、観た自分の年齢によって、感想や見方は変わってくるけど、「エピソード4」が一番おもしろいと思う。それでね、僕は「フォースの覚醒」も「ローグ・ワン」も、基本「エピソード4」の遺伝子を持っている作品だと思っている。だからおもしろい。きっと、ルーカスなら作れなかった。なぜなら、アーティストだから。ディズニーだから作れた。なぜなら、世界最高のエンターティメントのブランドだから。そして、マッツ・ミケルセンを起用するセンスは、素晴らしいのである。 多分、自作も同じ遺伝子が確認できると思う。それでいいのだから。

ishikawa
Text by
アート・メディアライター 石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)

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