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自分探し
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僕は無精なんで、「自分探し」ということはしたことがない▼今後もする予定はない▼実は探しあてたのだ。自分を▼自分探しというのは不思議なフレーズである▼自分は自分なのだから、自分を探す必要はないと思う▼このフレーズの理屈としては「別な自分」は「違う自分」を探すということかと思うけど▼僕は自分が自分なのだから探すまでもない▼自分以外の自分なんでものは存在しないのだ▼「ここでないどこか」というのは実に魅惑的なフレーズだけど、そんな」ことを考えるなら▼僕は家事や家計のことを考えたほうがいい▼だって、人生にとって家事と家計はかなり大事でしょう。
石川伸一(NUMERO DEUX)

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せっけん
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僕はお風呂で、頭もカラダも石鹸で洗っている▼石鹸は無添加なものを使っている▼最初は、そこに違和感があったのだけど▼今はすっかり慣れてしまった▼バスルームがシンプルになるのがいい▼空間にあるのが石鹸と自作のクエン酸リンスとカラダを洗うタオル▼それだけがある▼バルスームというリラックスしたい空間では▼モノが少ないほど気分がいい▼石川伸一(NUMERO DEUX)

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「考えること」
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考える、というのはとても難しい▼考えているようで、考えていないのだ▼「ニセの考えること」というのがある▼この「ニセ考」に気をつけないといけない▼１日の自分を振り返ると、「ニセ考」のほうが長いのでは、と感じることがある▼ニセ考は考えずに、今頭の中にある断片的な情報から経験的なことで機械的に判断して行動する▼それで、特に問題がなければ、それでいいでは、と思うけど▼僕にとって思考とは、もっと頭の底にダイビングして頭を動かすことである。

石川伸一(NUMERO DEUX)

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