ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
映画の琴(コト)『バッド・ルーテナント』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ニコラス・ケイジ好きです▼安定感あるというか、ドラマからアクションまで幅広くサラリとなすところが素晴らしい▼時には仕事選ばないの??なんて思うことも▼でも、どの作品でも違和感ないのが、逆に違和感になるくらい▼本作では汚職刑事というのを実にサラリとこなしています▼このジャンルって定番▼だから、ああ、こういう感じね▼と思っていたら、予想のこういう感じでもなかった▼なんとも不思議な、ある意味最強のリアリティ、ある意味ファンタジーとも思える作品でした▼そんなユラユラした世界の中を彷徨うニコラス刑事▼これが実に似合っているのでした▼変らない自分、変っていくまわり▼主人公の心情。うまくいってるのに、凄くダメな感じ▼そんな感じは僕も時々感じる。
Text & by 石川伸一(NUMERO DEUX)
————–