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毎日の字間

毎日の字間 2014.06.12「雨に感じる」

2014.06.12

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「雨に感じる」
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雨は▼ある時は気持ち良く▼ある時は気持ちよくない▼風がなく、静かな雨の中を歩くのは好きだ▼大気がキレイになっていく感じがする▼みんな傘を開き▼建物で雨やどりをする人も▼雨降りという時間をみんなで共有する▼お店の入口に置かれる傘立て▼タクシーの利用も増えるのかもしれない▼レインコートを着る人もいるだろう▼雨は地球からの言葉なのか▼小雨の中、自転車に乗っていると、突然スコールのような激しい雨▼僕はシャワーを浴びたように全身水浸し▼髪の毛から、水がしたたり落ちて、衣服の中に流れていく▼こんな時、僕は雨が少し嫌いになる。石川伸一(NUMERO DEUX)

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毎日の字間

毎日の字間 2014.06.11「非計画性」 

2014.06.10

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非計画性
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計画性を超える非計画性▼というのはたしかに存在する▼結果的に、計画するより計画なくアクションしたほうが良い場合があるのは実体験でもある▼では、世の中は計画を立てることは無駄なのか?というとそうでもない▼基本、世の中の大部分は計画性の産物である▼仕事も学校も、計画性の中で動いている▼非計画の効力というのは計画性の中でこそパワーを発揮する▼非計画の中の非計画がなにかを生み出す可能性は低い。あまりカオスだからである。非計画の中の非計画は効力を失う▼計画性という枠組の中で、正しい方向の非計画は力を発揮するかと思う。
石川伸一(NUMERO DEUX)

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毎日の字間

毎日の字間 2014.06.10 映画の琴(コト)『エリジウム』

2014.06.10

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映画の琴(コト)『エリジウム』
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なるほど「第9地区」の監督作品ね▼そう考えると、地球荒廃の雰囲気が似てる▼小道具やセットとか、とっても洗練されているのだけど、正直話としてはそれほどでもないな、とうのが素直な感想▼話自体としては、前作「第9地区」にあった「エイリアン難民」「主人公が冴えないサラリーマン」といったヒネリが良かった▼そのヒネリが評価されたと思うのだけどね▼ところが、本作はキャストは、マット・デイモン、ショディ・フォスターと豪華になったが、話自体はシンプルすぎるヒーローものであり、その退屈さを特殊効果でうまく見せている作品になっている▼展開はスピーディだし、僕自身はSF的なセットや、小道具は大好きなのでその点で楽しかったのだけど、「ドラマ」としては薄いなぁ、という感想でした。Text & by 石川伸一(NUMERO DEUX)

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