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毎日の字間

毎日の字間 2014.02.01「12人の怒れる男」

2014.02.01

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「12人の怒れる男」
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タイトルの映画をレンタルして観た▼古典的な名作。題名だけはやたら目にする機会が多い。陪審員もの、という予備知識だけある。でも、細かいことは知らない▼で、実は今回観たのはオリジナルではなくリメイク。1997年のTV映画だ▼監督はなんとびっくりのウィリアム・フリードキン▼でも、TV映画という制約のせいかあんまりこの監督ぽくないなとは思いました▼ドキュメントタッチなのはいつものことだけど▼裁判ものって、最後の大逆転!みたいなのがカルシタスだったりする。だけど、本作はそんなのなし▼ぱっと観の感想はわかりやすい感じなんだけど、深読みをするとラストもなんとも闇を感じる話かと思う▼彼らの判断は正しかったのか。みんなの意見は本音なのか。
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失礼します。
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毎日の字間

毎日の字間 2014.01.31「満足の定義」

2014.01.31

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満足の定義
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自分の満足を定義する、というのはとっても大事だと思う▼食べると同じくらいかな。自分の満足は他人には決められない▼決められるのは世界にただひとり、自分自身である▼具体的にはどうか、自分の収入はいくらで満足すべきか、自分の家はどの程度で満足すべきか、自分の食生活や人間関係はどれくらいで満足すべきか…▼日常生活の中の無数のパラメーター。その満足度はすべて自分自身で決めないといけない▼面倒であるが、決めてしまうと楽になることも多いと思う▼いいかえれば、自分のスケールを決める、ということかもしれない▼自分のスケールを決めるは自分自身の気持ちだけ▼スケールが決まれば、その中でベストをつくせばいい。ワクがあればラクになる▼結局、人生で大切なのは「気持ち」かもしれない。
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失礼します。
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毎日の字間

毎日の字間 2014.01.30「お風呂と本」

2014.01.30

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お風呂と本
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お風呂の湯船につかるだけというのが苦手だ▼だから身体を洗うとさっさと出る場合もある▼ただ、本があれば別だ▼昨年、白老の海沿いの温泉に行った。そこは景色も良かった。さらに良かったのが、浴場にお風呂で読める防水加工の本があった▼僕は海を眺めながら、森鴎外の短編を読んだ。僕は古めの日本文学で、メジャーな作家なら森鴎外が好きだ▼文章はストイックなんだけど、なんとも控えめな情緒があるし、現代の感性でも共感できる内容だと思う▼自宅の風呂は窓がない。だからなんの景色も見えないが、防水のブックカバーをつけた本がある▼僕のバスタイムは本があるとかなり楽しい。

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失礼します。
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