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毎日の字間

毎日の字間 2015.7.23映画の琴(コト)『サイドエフェクト』

2015.07.23

監督スティーブン・ソダーバーグ。この監督は僕は好きというか、クレジットにあると「観たいな」と思う訳です。では、ファンなのか?と聴かれれば、ちよっと戸惑う。観た作品の大体はおもしろかったのですが、これは名作だ!という感じにはなぜかならない。でも、僕は新作はみたい。好きから嫌いか別としてソダーバーグ節を、体験したいな、という気持ちで借りていると思うのですよ。怖いもの見たさに少し似ているかもしれない。そんで、本作でも「盛り上がらないようで、盛り上がる」というソダーバーグ的サスペンスが展開されます。なんも解決しないまま終わるのか?なんて斜め上なサスペンスを予想して、余計な心配をしてしまうのがソダーバーグ作品。でも、心配は無用でした。ジュード・ロウ、良かったです。盛り上がり要素に貢献してるしね。

サスペンス映画、というよりサスペンスを感じたいなら、『サイドエフェクト』。興味があったら、観てみてください。レンタルにあるかなと。YouTubeに予告もあるかと思います。

 

 

▼メディア・プランナー  石川  伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 

毎日の字間

毎日の字間 2015.7.22「ここは慎みますか」

2015.07.22

慎む、控えること。控えめなんて、一種ほめ言葉になるのは日本独自の文化だろうか。しかし、控えめというのは、実はタイミングを伴う問題であって、あらゆることに控えめ、ということだと、それはダメじゃん、ということになると思う。適切なタイミングで控えめなら、いいということ。ただし書きがつくということ。日本文化の奥深かさというか、空気を読むと同等の複雑さがあると思う。定義が多元的。それを理解するのは時間と経験が必要だ。
▼メディア・プランナー  石川  伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 

毎日の字間

毎日の字間 2015.7.21「冊子という表現」

2015.07.21

冊子という語感が好きである。また、ウェブメディアと紙メディアの違いを語る時、冊子という表現が使えるか、どうかというのがある。電子書籍がどれだけ発達していっても「冊子」にはならないと思う。冊子は紙だけの表現。書籍は概念だから、電子化が可能だ。しかし、冊子は実体ときりはなせない表現なので電子化はできない。冊子はいつまでも、変わらず冊子。好きな人を魅了し続けるだろう。綴られた紙たち。
▼メディア・プランナー  石川  伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 

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