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毎日の字間

毎日の字間 2015.7.20映画の琴(コト)『セコンド』

2015.07.20

人生やりなおしたい、と僕はまったく思わない。やりなおしたら今はないと思うし、やりなおす気力もまったくない。人生は大変だ。過去を振り返る余裕すらない。未来を描く気持ちは、ほんの少しある。あと考えられるのは現在のみ。本作は1966年のモノクロ作のスリラー映画。人生のやりなおしをテーマにしている。冒頭からカメラワークがおもしろく、白黒画面とマッチして不気味さと強引なリアリティさをもたせている。でも、人生をやり直すなんて無理なことだと思う。できるのは「人生をやりなおしたふり」だと思う。それなら、できそう。僕はやる気ないけど。

人生をやりなおせたら。『セコンド』。興味があったら、観てみてください。レンタルにあるかなと

 

 

▼メディア・プランナー  石川  伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 

毎日の字間

毎日の字間 2015.7.19「損なう、失う」

2015.07.19

生まれたり、無くなったり、そんなことを繰り返す日々。失って困ったと、いうこともあるし、逆に良かったということもある。得ることがすべて幸せだと限らない。だから、幸せは定義できない。幸せは個人の心の中にしか存在しない。毎日、何かを得て、何かを失っている。それでいいのだ。それでいいのだ。そこに疑問というソースをかけすぎてはいけない。
▼メディア・プランナー  石川  伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 

毎日の字間

毎日の字間 2015.7.18映画の琴(コト)『ゴーン・ガール』

2015.07.18

デヴィッド・フィンチャー。この監督は新作が上映されるごとに楽しみな監督のひとり。ワクワクしながらレンタルする。前観た作品はなんだったか思い出そうとする。僕の場合はDVDで観た「ソーシャル・ネットワーク」だった。制作順的には「ドラゴンタトゥーの女」なのだけど、僕は「ソーシャル…」を観ていなかったのだ(「ドラゴン…は劇場で観た)。そのためか「ゴーン・ガール」と「ソーシャル…」につながりを感じた。話的にはまったく違うが「なにが真実か?」というテーマである。たしかに、本作の妻の個性は強烈かもしれない。では、夫とその周辺の人物が、問題ないのか?、というとそうでもない。そもそも、一体なにが真実だったかは誰にもわからない。実は、妻は一番純粋な人物だったかもしれない。夫とそのまわりがあまりに自然に「ズルい」人たちまもしれないし、その「ズルさ」というのは自分の心の中にもあると思う。そう「ズルさ」は普通に含まれるのだ。

人間関係映画。『ゴーン・ガール』。興味があったら、観てみてください。レンタルにあるかなと。YouTubeに予告もあるかと思います。

▼メディア・プランナー  石川  伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 

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