キルスティン・ダンスト主演のSFアート系映画、というべきだろうか。地球の終焉が近づくにつれて主人公が安定していく。安定がゆえのヌードになったりする。そのあたりがなんかわかる映画。前半の主人公の結婚パーティでの傍若無人ぶりは小市民の自分にはツライが、それをすぎるとなんかいいんだよね。他のメインキャストが絶妙で、常識人的なキャラのシャルロット・ゲンズブールや、アクションのないキーファー・サザーランドがなんともフラットな話を静かに盛り上げて(下げて?)くれます。いいや、どっちでも。
見ると元気になるかもしれない(又はならいないかもしれない)『メランコリア』。興味があったら、観てみてください。レンタルにあるかと。YouTubeに予告もあるかと思います。
▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)