西部劇、というジャンルにはまったく思い入れがない。でも、特に嫌いという訳でもない。年代的に馴染みがないのだ。本作は1985年の作品。新しめ作品とはいえないが、西部劇というジャンルではかなら後期の作品というか、もう主流ではない時代の作品である。ストーリーは、いかにも西部劇、という話なのだが、その描き方は非常にアーティステックであって、白昼夢のようなイメージもうける。でも、西部劇だと思う。監督イーストウッドの娯楽性と作家性のバランスがよくわかる作品だといえる。
たまに、西部劇はいかがですか?『ペイルライダー』。興味があったら、観てみてください。レンタルにあるかと。YouTubeに予告もあるかと思います。
▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)