お店を歩いていると壁面に「万引きは警察に通報します」と張り出してあった。僕は「万引き」という用語が今の時代に一般的なのかな、とふと思った。「窃盗」では専門用語すぎるか。「商品を盗んだら警察に通報します」のほうがいい感じがした。「万引」のクラシカルな語感が僕は違法感がなんとなく薄い感じがするのだ。▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)
毎日の字間
毎日の字間 2015.5.5「万引き、が意味するもの」
2015.05.05
お店を歩いていると壁面に「万引きは警察に通報します」と張り出してあった。僕は「万引き」という用語が今の時代に一般的なのかな、とふと思った。「窃盗」では専門用語すぎるか。「商品を盗んだら警察に通報します」のほうがいい感じがした。「万引」のクラシカルな語感が僕は違法感がなんとなく薄い感じがするのだ。▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)
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映画の琴(コト)『アメリカンハッスル』
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ストーリー:主人公(クリスチャン・ベール)は詐欺師。ある時、野心家のFBI捜査官から、司法取引で、刑務所に入れないかわりに、カジノ利権の捜査協力を求められる。渋々、協力。話はどんどん大きくなり、主人公ら「騙すほう」はハラハラのドラマです。
感 想:本作は、ストーリーは警察サスペンスみたいな感じ。だけど、そのストーリーの流れを楽しむというより、舞台の70年代のファッションや時代の雰囲気+キャストの演技を楽しむ作品かと思います。一応、オチはあるのだけど、そこは僕はあんまり惹かれなくて。重ねられて行くコメディタッチのドラマ・パートがおもしろかったです。明るめの画像も素敵でした。
Text & by 石川伸一(NUMERO DEUX)————–
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「砦」
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だれでも、心の中に砦を作ればいいと思う▼目をつぶって、自分の理想の砦を思い浮かべる▼心の中の砦はあるにはあるが▼まだ、完璧な砦には遠い▼でも、いいんんだ。少しづづ築いていこう。良くしていこう▼なんといっても心の砦をつくるのは、お金もかからないし、場所も選ばない▼ただ、自分の時間は有限な訳だから▼手入れを怠ってはいけない▼無駄だと思ってはいけない▼なにかが起こった時▼心の砦に入って、心を落ち着かせる▼でも、砦にはいつまでもいられない▼落ち着いたら、外にでないといけない▼人生とは、砦とその外との出入りであるべきだと思う。
石川伸一(NUMERO DEUX)——————