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「色分け分類はしないこと」
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僕は個人の情報管理手法としては▼色分けは使わない▼まったく、否定する訳ではなくて▼本当に重要な場合、かつ至急の場合「赤」を使う程度である▼もちろん、この方針は来年には変ってくるかもしれないが、はじまったばかり今年では変らない気がする▼色分けの利点は理解はできる▼ファイルや、文字色を色分けすることによって、直感的なわかりやすいとは思うけど▼それは、情報を他者と共有する場面(組織、グループワーク)ではいいと思うのだけど▼個人における(自分だけの)情報管理では不要かと思う▼有効だとは思うけど、それは「過剰」だと思うのだ▼個人の情報管理はできるだけシンプルであるべきだし、ジンプルで足りるはずなのだ▼個人の情報管理ほど、他者はいないがゆえに、手法の深みにはまりやすい▼でも、手法に凝るなら、本質である「立案」「実行」に集中すべきだと思う▼必要な時にロスなく必要な情報が引き出せる「手法」の重要性は痛いほどわかっているつもりである▼でも、それはシンプルであるべきだと思う▼僕は、情報管理は基本紙ベースで、クリアファイルにインデックスというスタイルである。テキストデーターはrtf.で保存。情報整理のためのネットサービスやアプリケーションは使用しない▼シンプルで精度を高めるのが個人の情報管理だと思っている。
▼石川伸一(NUMERO DEUX)——————