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「ころばない戦い」
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北海道生まれだからといって▼寒さに強いということはありません▼それは僕です▼そして、冬道に強い訳でもありません▼冬道ですべらない強さが欲しい▼それも僕です▼それでも、相当気を使っているし、大人にもなったので▼なんとか冬に転ぶのは期間中２回くらいなっています。おかげさまで▼転びそうな未遂は無数▼ツルツルの恐怖▼僕は冬道で日夜戦っています。孤独の戦いです▼冬は「転ぶに嫌だ」という思考が頭の中で一定の割合を占めるので▼他にことに考えが至らない場合があります。それは失礼▼石川伸一(NUMERO DEUX)——————

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「欲しい芋」
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さいきん、干し芋が好きになってきた▼まぁ、食わずぎらいだったのです▼お芋って身近すぎてあんまり思い入れを感じないのだけど。考えてみれば僕はじゃがいもがかなり好きだし▼サンクスで冬期間販売している焼き芋が、かなり好きだと思う▼でも、忘れる芋▼干し芋も、その外見からあまり関心が薄めになり▼でも、手をのばして口に入れてみる▼「うまい！」というより「食べたい」とう感じか▼芋とのおつきあい▼石川伸一(NUMERO DEUX)——————

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「あんまりじゃないですか！」
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さて、「あんまりなこと」って何だろう？▼何にしろ、あんまり良いことではないと思う▼心の底から振り絞る声が聞こえてくる▼それが「あんまりなこと」▼「あんまり、あんまりなことがない」＝幸せな状態▼「あんまりなことばかり」＝それはバッドニュース▼あんまりのさじ加減が自分の心の中の定規▼最近の気分は「あんまり」だって？▼なんとも意味が説明しにくい、まどろみ▼それが「あんまり」▼石川伸一(NUMERO DEUX)——————