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毎日の字間

毎日の字間 2014.12.01「遠くにぼんやり」

2014.12.01

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「遠くにぼんやり」
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遠くにぼんやり見えるものがある▼目を細めてもぼんやり▼双眼鏡でもぼんやり▼天体望遠鏡でもぼんやりである▼なぜか、絶対的なぼんやりは、どういった方法をつかってもぼんやりなままだ▼その場合、ぼんやりについては忘れてもいいかもしれない▼大事なのは「ぼんやりみえないこと」を考えることだと思う▼不思議なもので、ぼんやりしないものよりぼんやりしたものを考えたくなる▼でも、ぼんやりをいくら考えても、ぼんやりなままだ▼「ぼんやりしないもの」をしっかり考えることで「ぼんやりしたもの」もはっきりしてくると思う▼石川伸一(NUMERO DEUX)——————

毎日の字間

毎日の字間 2014.11.30「空いている道、どこに行く?」

2014.11.30

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「空いている道、どこに行く?」
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空いている道▼他者が見えない道▼そんな道を進んでいると、自分がどこに進むか、進みたいのが▼ここはどこなのか?▼今は何時なのか▼自分は何者かわからなくなる▼かろうじて、まわりの景色と肌に感じる温度が▼かろうじて、自分の存在を感じさせる▼そんなあいまいな中▼他者が見えてくると、自分がわかってくる▼他者を通して、みえる自分▼他者は常に大事である▼なぜなら、他者から、自分が生まれるから▼石川伸一(NUMERO DEUX)——————

毎日の字間

毎日の字間 2014.11.29「立ち食いそば、食べた!」

2014.11.29

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「立ち食いそば、食べた!」
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ひさびさに「立ち食いそば」を食べた▼もちろん、地下鉄の大通駅のあそこである▼そこに決まっている!▼食べてはいないけど、いつもお店の前を通るたびに匂いをかいでいたからね▼受験生の頃、よく食べていた時期もあった。懐かしい▼さて、現実に戻ろう▼迷うことなく「かけそば」をオーダーし、お金を手渡す▼店員のおばちゃんたちのの素晴らしいコンビネーションで▼一杯のかけそばは目の前に置かれる▼次々にお客さんが来る▼後から来たお客さんはほとんどみんな「天ぷらそば」を注文していた▼ひさびさに食べた感想▼麺の量が結構あって、だしは北海道では伝統的な濃いあじつけ▼かけそばでも食べ応えがあった▼ただ、普通の男性が本当に満腹感を得るには「天ぷらそば」ぐらいが必要かもしれない▼石川伸一(NUMERO DEUX)——————

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