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毎日の字間

毎日の字間 2014.11.18「きれいごと、言い放つ時。」

2014.11.18

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「きれいごと、言い放つ時。」
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「きれいごと」という表現は▼否定的につかわれることが多い▼「世の中はきれいごとじゃダメなんだ」とか映画のセリフにありそう▼まぁ、映画はフィクションだからいいのだけど▼実生活で、世の中はきれいごとじゃダメなんだ」とか言う又は言われるのはかなり大変な事態で▼僕はできればその言葉は言わないほうがいいと思っている▼言われるのは、それは当人の自由だから止めることはできない▼自分ではいいたくはない▼なぜかというと、映画なら結末は決まっているので別にいい。そもそも嘘の世界だし▼だけど、誰もわからない未来を待つ現実において、このセリフはあまりにも危険なセリフだと思うのだ▼そう言い放った時、自分はどう生きればいいかわからなくなる▼だから、僕は言わない。▼石川伸一(NUMERO DEUX)——————

毎日の字間

毎日の字間 2014.11.17「ゆっくり、はやくの等価性」

2014.11.17

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「ゆっくり、はやくの等価性」
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矛盾することがらだけど、生活していく中で「ゆっくり、はやく」が大事だと思う▼ていねいに、素早くという意味になると思う▼要するに、意味合いとしては「早くやれ」ということになってしまう▼誰でもせかされるのは嫌いだとは思う▼でも、ゆっくりがベストかというと、そうでもないのが生きていく難しさだと思うのだ▼思想は「ゆっくり」。行動は「はやく」がベストではないかと思う▼観念的でレトリックにも感じられるが「早く行動した」利点を忘れてはいけない。スローには幻想が少しある▼石川伸一(NUMERO DEUX)——————

毎日の字間

毎日の字間 2014.11.16映画の琴(コト)「シャッターアイランド」

2014.11.16

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映画の琴(コト)「シャッターアイランド」
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ストーリー:精神障害者のみを収容する島「シャッターアイランド」。そこに患者の行方不明事件が発生。捜査官2人が派遣される。そのうちひとりが主人公ディカプリオ。
感想:なかなかおもしろいのだけど、ちよっと冗長な感じもした▼観る側の受け止め方がいろいろ楽しめる作品だといえます▼ゆるく、ゆるくなりがちなストーリーを「ビシッ」としめてるのは監督スコセッシの手腕な感じがする。この「ビシッ」がないと、映像がきれいでも退屈していたかもしれないなぁ。Text & by 石川伸一(NUMERO DEUX)————–

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