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「自由の限定」
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自由が苦手、という感覚がある▼もちろん、基本ヒトは自由であるべきだし、自分でもそうあるべきだと思っている▼自由というのは幅広い概念で、基本的人権といったレベルではもちろん自由は尊重されるべきだと思う▼それは制度としての自由の話▼では、実際自分自身の行動原理として、「自由」になると、僕は限定的に考えるほうが好きだ▼限られるのがいい。ワクがあるのがいい▼有限な時間と、有限なお金、一定である他者の関係性の中で▼自分の「無限の可能性」を考えるのは▼僕はあまり意味のないことじゃないかな▼と思っている▼「人生は手持ちのカードでどう行動するか」というのが▼僕の好きな行動原理▼石川伸一(NUMERO DEUX)——————

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「電気ストーブとの会話」
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自宅には２台の電気ストーブがある▼電気ヒーターというべきかもしれない▼１台は新しく、もう１台は古い。どれくらい古いかわからないが外観からして古い▼その古い電気の暖房器具は、なぜか新しいものより暖かく感じる▼たぶん、新しいのはエコ仕様というのがあるけど、この古いのはきっとバブリーにジャンジャン電気を使うのだろう▼そして、時々音を出す▼「ブーン」というノイズを発する▼その音が実は大好きなのだけど、聴きたい時にはなかなか発してくれない▼でも、なにかの拍子にその音が聴こえると、とってもツイてる気がするのだ。▼石川伸一(NUMERO DEUX)——————

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「おいしい水」
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ミネラル・ウォーターっていいと思う▼銘柄等に特にこだわりはなくて、みかけた安いものを自宅に常備している▼昔はヴィッテルが一番好きだったし、最近ひさびさにエヴィアンを飲んだら、とっても、おいしかった▼でも、そのへんのこだわりはやめて▼目についた「○○の水」といったものを段ボールで買い込むことにしている▼昔よりずっと飲む量は増えているな▼そうなると、できるだけ個性がないと感じる味が、自分になじむのかもしれない▼石川伸一(NUMERO DEUX)——————