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「忘れられた自転車」
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朝、家を出て共用の自転車置き場にいく▼すると、自分の自転車がなかった▼頭の中でフラッシュバックがおきる▼そういえば、金曜日に雨が降っていたので、置いてきたのだ▼自転車の不在▼幸い、今日はこのまま歩きでも問題はない▼気を取り直して、iPhoneにヘッドフォンをつける▼最近買ったアルバムを再生する▼そして、歩き出す▼いつもの道▼自転車と歩きでは、風景の見え方が違う▼今日の事実は朝の時間のロスなんだけど、でも音楽を楽しめた分ロスではない気がする。▼石川伸一(NUMERO DEUX)——————

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映画の琴（コト）『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
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ストーリー:アメコミ原作。コメディタッチのSFアクション映画。主人公は子供のころ宇宙海賊に誘拐される。現在は銀河のトレジャーハンターとなった。ある取引の「お宝」をめぐって、ならず者たちと一緒に銀河の存亡をかける戦いを背負い込むことになる。

感想：ストーリーは少年漫画みたいなものです。わかりすくて、魅力的。娯楽作品のよくあるパッケージだと思う。派手なアクション・友情・対決なんてお約束ながら、いいですね。いつの時代にもあったと思うし、今後もあって欲しい作風。ひとつ、本作の特長があるとすれば音楽の使い方があると思う。主人公が子供のころ、母にもらった大切なカセットテープという実にうまい設定で、ストーリーの要所にオールド・ポップソングが流れるのは、かなり本作を楽しく、オリジナリティのあるものにしていると思う。Text & by 石川伸一(NUMERO DEUX)————–

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「ガム」
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前までタブレット型の清涼菓子を気分転換に食べていたけど▼最近はガムにしてみた▼ガムを噛むという週間はひさびさ▼今時のガムって、ポッドのような容器に入っているものもありますね▼昔は板ガムだけでしたが▼板ガムって多分持ち歩くというのが前提だったのかな▼タバコと同じような感じで▼ポッドのタイプは自分のデスクの中に入れてるイメージかと思う。中身も多いしね▼そう考えると、ガムはアウトドアからインドアにシフトしたのか▼なんて、とっても薄い発想をしました▼今の時代は、外でガムを噛みながら他人と話すようなイメージより▼オフィスで苛立ちながら、ガムを噛むイメージの時代なのかもしれない▼石川伸一(NUMERO DEUX)——————