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NEWS No.180519「 Yamaoka & Purl “SIMPLE SONGS”(DATABLOEM/HOL)」

2018.05.20

yamaoka

テクノ・ミュージックとは(もはや)自然の中の音楽
(もっとも)人間らしい音楽のひとつだと「読む」

テクノな感覚には世界性があり、それが自然となっているではないか?
原始な自然は常にある。都市から離れた場所にあるイメージがあるが、
僕はそう思わない。都会にも自然はある!
例えば、公園だったり、家先に置かれた鉢植えの場合もある、花屋の店先でもいいのだ。売り物だって立派な自然。もちろん郊外にある存在するクラシックな自然も僕達を癒やしてくれるし、守られるべきものだ。

さて、テクノは自然だろうか? 僕はそう思う。
画一的だったり、マシン信仰等非人間的なイメージがあるけど、
そんなイメージにこだわるのがとっても人間らしい。(こだわる)から人間なのだ。

テクノロジーが不可欠な現代では、もはやテクノは自然の一部と考えられないか。
もちろん、クラシックな自然の否定ではなく、テクノな自然があって、
2つの自然で共存すればいいのだ。それを表現したのが、
テクノの重要ジャンル、アンビエントだと思う。

Yamaokaは北海道北広島を拠点に20年以上のキャリアを持つテクノユニット。現時点でアルバムを24枚リリース。そのほかシングルやコンピレーション・アルバムの参加も多数。リリースだけではなくライジングサン等のフェスや、そのほかのイベントでLIVA PAをおこなっている。

今、日本でこれだけのキャリアを持ち、そして「現役」のテクノ・ミュージシャンは数少ないのではないか。それが自分が住んでいる同じ北海道とがホーム」とは嬉しい。

本作は24枚目のアルバム。今回はスウェーデンのLudvig Cimbrelius(Purt)との共作ということだ。それを意識して聴いてみると、音の「深度」のゆらぎが、いつもの違うと思うのは気のせいか、そうなのか。2人のアーティストによるアンビエント・サウンドの二重写しから、生まれるズレのようなところが、あるのではないか。そういう自分勝手な考えで音楽を楽しみ進む。音楽は聴くものだが、同時に「読む」ものだと思っている。
そして、このアルバムにはアンビエントという形になってテクノの自然がある。

Yamaoka   More Information
http://techno-yamaoka.seesaa.net/
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ishikawa

Text by  メディアリサーチャー石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)


 

 

 

 

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NEWS No.180404「5/5 スキドコwith 齧ル 「好き」を「メディア」化するワークショップ」

2018.04.30

WS

「好き」と「メディア」について考えてみませんか。
参加無料。事前申し込みが必要です。ぜひ!

ワークショップをおこないます。
コラージュで、手をつかい好きなものを作ってもらう。
切り貼りだから、絵が書けなくても大丈夫。
そして、「好き」について話し合います。
5月5日(土)の子供の日に、楽しい時間を過ごしましょう。

「好きを分解する展」のクロージングイベントとして、僕が現在制作中のフリーペーパー「齧ル」との共催ワークショップを開催します。内容は「好き」を「メディア」にすること。参加者の方々には「雑誌」という身近な「メディア」を持ち寄ってもらい、それをみなさんとシャッフル。それを切ったり貼ったりして自分の「好き」をA3サイズほどのコラージュ作品にします。

自分の「好き」をコラージュという方法で「メディア」にして参加者と見せ合って楽しみましょう。参加者が持参した雑誌を紹介もしてもらいながら、みなさんの「好き」を話し合える場にもしたいと思います。参加無料。ただし、事前にメールでの申込が必要です。詳しくは以下を読んでください。みなさんとお会いするのが楽しみです。

「スキドコwith 齧ル 「好き」を「メディア」化するワークショップ
期 日:2018年5月5日(土)14時〜16時

会 場:眺望ギャラリーテラス計画札幌三井JPビルディング 赤れんが テラス 5階
参加費用:無料
持参するもの:捨ててもいい雑誌、マジックペン、ハサミ、ノリ
(なくても参加できます!)

募集参加人数:6名限定
講師 石川伸一(齧ル・NUMERO DEUX・メディアリサーチャー)
山岸奈津子(スキドコト)

★お申込み:メールで「名前」「年齢」「職業」「希望の回
を記入して以下メルアドにお申し込みください。
natsuko.next@gmail.com

好きを分解する展
https://www.sukidoko.com/

スキドコwith 齧ル 「好き」を「メディア」化するワークショップ
FaceBookページ

 

 

 

ishikawa

Text by  メディアリサーチャー石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)


 

 

 

 

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NEWS No.180403「JR TOWER ARTBOX 佐藤あゆみ / ここにしかみえない」

2018.04.12

IMG_9120

隠されたものを見る。
植物には気持ちが隠されている。
隠されたのは自分の心

毎月行く神社。境内までの長い階段。ふうふう登る。両端には植物たち。季節によって変わっていく。緑から枯れ色へ。生と死。四季一生。その中で植物はなにを語る?僕は何をみる?植物はその姿形で僕に語りかける。僕はそれを見る。北海道になると多くの植物は失われるか、雪の下に隠れてしまう。そうなると見えない。空想するのみ。植物は雪の中で、積み重なる雪

重みで横になりながら、何の夢をみるのだろうか。

佐藤あゆみは 1986札幌市生・在住のアーティスト。北海道教育大卒。デザイン会社等を勤務後、現在は2009年から共同の工房、アトリエBeehiveで制作をおこなう。木・鉄・布を使って依頼制作を受けながら、個展や展示の企画に参加している。

本作では、雪の下の植物が表現されている。僕はそうか、こうなっているのかと思う。ここにあるのは本当の植物ではないが、雪の下植物の「理念」がある。それを僕は「見る」

 

ishikawa

Text by  メディアリサーチャー石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)

「JR TOWER ARTBOX  「佐藤あゆみ /  ここにしかみえない」
会期 : 2018年3月31日(木)~2018年5月31日(木)
会場:JRタワー1階東コンコース(JR札幌駅直結)

 

 

 

 

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