毎日の字間は、日々の思考のコラム
最近、石をみつけて、写真を撮って、そして考えることをしている。
主人公が過去を思い出す孤独な瞬間。それは少し嘘っぽいと僕は思う。僕は自分だけでは過去を思い出すことが難しい。僕は過去を振り返るにはなにか媒体が必要だ。媒体=メディアがあって、自分は、はじめて過去を考えることができるの。ひとりでいる時に考えられるのは「今」か「先」のことだけ。過去は(積極的には)考えない。
石に意思はあるのか、
石に意思はあるのか?
つまり、石は過去への媒体(メディア)になることができるのか?
ということを最近、よく考える。
Ps.写真の石は通勤途中の道端で拾ったもの。岸壁の美しさ。バランスの良さを感じる。
▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)