クリント・イーストウッドには、頑固で厳しい、そして優しいオッサンが似合う。常にそうであった気がする。本作はその点に集中した作品だといえる。はじまりから、終わりまで「頑固で厳しい、そして優しい」という美学が描かれる。そういう意味では実にあっさりとした映画だと思う。イーストウッドのプロモーションヴィデオ。そこに僕はたまらない美学を繰り返し感じるのだ。
イーストウッドのPV。『グラントリノ』。味があったら、楽しんでください。レンタルにあるかなと。映画があなたの心に近づく。
▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)