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毎日の字間

毎日の字間 2015.9.3映画の琴(コト)『パララックス・ビュー』

2015.09.03

世の中には、社会を裏で動かす暗殺会社のような組織がある!主人公はそれを暴くジャーナリスト、というお話。でワクワク、ドキドキ大変盛り上がりそう。でも、実はそうでもない。映画が観る側はジェットコースターに乗る、というより静かに遅い台車の乗せられるようにフィルムは進む。そこから見える映画の光景は、スタイリッシュであるので、それは悪くない。サスペンス系の映画で、みやすい画面づくり。それは目にやさしげでもある。オシャレ感もある。

みやすい映画『パララックス・ビュー』興味があったら、観てみてください。レンタルにあるかなと。YouTubeになんか予告もあるかと思います。

▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 

 

毎日の字間

毎日の字間 2015.9.2「死骸の言葉」

2015.09.02

言葉は、時には死骸となる。ある瞬間に言葉には死が訪れ、道ばたに空に、世界の中心に又は片隅に死骸をさらす。見えないけど、見える。言葉の死骸。死んだ言葉に、僕たちは供養する場合もあるし、無視することもある。実は言葉には罪はない。無垢な言葉は、人につくられ死んでいく。仕方が無い死もあると思うが、言葉をできるだけ生かすことを考えたい。

▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)

毎日の字間

毎日の字間 2015.9.1映画の琴(コト)『スモールアイランド』

2015.09.01

ベネディクト・カンバーバッチ、好きです。「シャーロック」や「スタートレック」の悪役も良かったですなぁ。本作にも出演しているので借りてみました。本作はイギリス制作のTV映画で、上下の2枚のDVDとなっております。DVDジャケでは、軍服を着たカンバーバッチがビシッと居るものですから軍人役をいろいろみせてくれるのかな、と思ったらそういうシーンはなく。そもそも、カンバーバッチは脇役に近い存在なんですよね。本作の主役は、ジャマイカからイギリスへ夢を求めてきた黒人の男女が、厳しい現実を知っていく話なんです。カンバーバッチは、当時のイギリス市民のひとつの観点みたいな役割でね。弱々しくもあり、カンバーバッチはこういって弱気キャラいいなぁ、とぼんやり思いました。ラストも着陸点があり少しホッとするのですが、なかなか考えさせる作品でした。

出番は少ないけど!ベネディクト・カンバーバッチが好きなら!『スモールアイランド』興味があったら、観てみてください。レンタルにあるかなと。YouTubeになんか予告もあるかと思います。

▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 

 

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