文章をつくる、というのは難しい。頭に文案が浮かんでも、なかなか実際に文章にするのは大変。例えば仕事のメールの返事で、いろいろ説明をしないといけない場合等です。自分の中の結論が明確でも、それを人に伝えるのにはいろいろ文章的な「気配り」が必要な場合が多い。これに対する、完全の対処方法はありませんが、ひとつの対策として、ある実際に苦労したメールはとっておいて資料として参照できるようにする、ということです。見本ですね。メールだったら、送信済みフォルダに残る訳ですから、これはまた必要な時にすぐ見られるようにしておく。ただ、注意するのはこれをコピー&ペーストで、他のメールに絶対に使用していけません。うっかり前のメール情報が残っていたりすると、先方に大変失礼ですし、誤解を生む可能性もあります。今の時代、機密保持の問題もあります。見本は、見るだけにしましょう。
▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)