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毎日の字間

毎日の字間 2015.8.22「文例をブレインに」

2015.08.22

文章をつくる、というのは難しい。頭に文案が浮かんでも、なかなか実際に文章にするのは大変。例えば仕事のメールの返事で、いろいろ説明をしないといけない場合等です。自分の中の結論が明確でも、それを人に伝えるのにはいろいろ文章的な「気配り」が必要な場合が多い。これに対する、完全の対処方法はありませんが、ひとつの対策として、ある実際に苦労したメールはとっておいて資料として参照できるようにする、ということです。見本ですね。メールだったら、送信済みフォルダに残る訳ですから、これはまた必要な時にすぐ見られるようにしておく。ただ、注意するのはこれをコピー&ペーストで、他のメールに絶対に使用していけません。うっかり前のメール情報が残っていたりすると、先方に大変失礼ですし、誤解を生む可能性もあります。今の時代、機密保持の問題もあります。見本は、見るだけにしましょう。

▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)

毎日の字間

毎日の字間 2015.8.21映画の琴(コト)『フライト・ゲーム』

2015.08.21

本作はハイジャックのスリラー。すべて飛行機内のお話。僕はこういう密閉感のある作品好きなんですよね。自分も、ハイジャックに狙われた飛行機のお客になって気分になるから、ドキドキです。ハイジャック犯は、お客さんの中にまぎれていて正体不明。主人公にメールで指示を打ち続けるというのは、新しい。お金振り込まないと20分ごとに乗客を殺すってさ。メッセージの内容が、映画の画面に表示されるのも今っぽいし、緊迫感も伝わる。犯人と戦うのは航空保安官役のリアム・リーソン。この主役が、アル中で、粗暴。職場で浮いてる。娘を無くし心を痛めているという、最近のリーソンの基本設定になっております。この不器用さが、やっぱり魅力なんでしょうね。人生ひととおり体験した、やさぐれた男が犯人と対決、というところがね。本作のヒロイン、ジュアン・ムーアー雑そうで、繊細な役柄がリーソンとベストカップル賞。

やさぐれ男も仕事は真面目!『フライト・ゲーム』興味があったら、観てみてください。レンタルにあるかなと。YouTubeに予告もあるかと思います。

▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 

毎日の字間

毎日の字間 2015.8.20「世間では、では?」

2015.08.20

世間、というのはいいやすい言葉。でも、世間って、今どこにあるのだろう?インターネットができて、それが僕たちの世界にどんどん浸透しつつある。僕たちは無数のアカウントを無料で作成していって、サーバーのどこかに自分の居場所をつくる。そこで、自分たちのコミニュケーションを開始する、停止する。その中にもきっと「世間」があると僕は考える。リアルだけが世間じゃない。ヴァーチャルだって世間だし、そもそも区別するのもまちがっていると思う。世間は今の時代あるものではなく、自分で考えるものになったのかもしれない。

▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 

 

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