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毎日の字間

毎日の字間 2015.8.13映画の琴(コト)『ベイマックス』

2015.08.13

安心のチームヒーローもの、とはいいもので本作も実は例外ではない。心に傷を負った少年主人公の再生を、ベイマックスという看護ロボットとの交流で描いている。ベイマックスは寡黙だ。必要最低限のことしかいわない。でも、その言葉はいつも主人公を想う、やさしさに満ちている。そのやさしさによって主人公は再生していく。それをベースに、チームヒーローものの、おもしろさも加えているのが本作。掛け合わせの難しそうなものを、あっさりごじつけているのが好感が持てる。ご都合主義でもいいのだ。テーマさえ捉えて表現できれば。DVDに一緒に収録されている『愛犬とごちそう』も、短編アニメーションの底力を感じさせる良作

交流とエンターティメント。『ベイマックス』興味があったら、観てみてください。レンタルにあるかなと。YouTubeに予告もあるかと思います。

▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 

毎日の字間

毎日の字間 2015.8.12「妙案が出る時」

2015.08.12

僕の場合、妙案というのは、何時間、いや何日間も、うんうん考えて出るというよりも、パッと思い浮かぶほうが多い。つまり瞬発力の勝負な気がします。それは結構、怖いことで、一定の時間に浮かばなきゃもうダメな感じで。もちろん、うんうん考えれば、それなりの案は浮かぶと思います。でも、妙案ではない。妙案はスピードとともにやってくる。そして、妙案を出すには日々の訓練しかないと思う。

▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 

 

毎日の字間

毎日の字間 2015.8.11映画の琴(コト)『ローマ法王の休日』

2015.08.11

「ローマの休日」ではありません。ローマ法王というのは相当偉い人。今の世の中、どんどん物事が相対化されていって、その中で「偉さ」も例外ではない。これは偉い、という「絶対」認識される人が減っているような世の中。ローマ法王の偉さ、というのは簡単にはゆるぎない感じがする。そして、同時に、そのゆるぎなさゆえに、大変な役割でもあるのだろう。そのプレッシャーに、やりたくないという気持ちにもなることもあるだろう。本作は、そんな気持になった主人公の話。ひたすら、やりたくないという気持ちが観る側に伝わってくる。たしかに、真面目に考えれば、考えれほど重責な役割なんでしょうね。逆にいえば、その重責を機敏に感じられるのも適性かと思う。

偉くなるとそれも重責に戸惑う。『ローマ法王の休日』興味があったら、観てみてください。レンタルにあるかなと。YouTubeに予告もあるかと思います。

▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 

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