マジック、手品というのは「肉体性」が必要だと思う。いくら優秀なロボットがいて、それが華麗なマジックを披露しても、あんまり感動はないかと思う。そこには、機械=万能、人間=不完全という認識があるかもしれない。不完全な人を完全に思わせるマジック。マジックは、テクノロジーを使ってとしても、主体は人間でないといけないのだ。だから、マジックには肉体性が必要になる。そして、そこに人間臭さがある。みんな人間臭さが好きだ。
マジシャン達が途方もないスケールで活躍。全編がキラキラしたマジックのような映画。『グランド・イリュージョン』。興味があったら、観てみてください。レンタルにあるかなと。YouTubeに予告もあるかと思います。
▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)