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毎日の字間

毎日の字間 2015.8.7映画の琴(コト)『グランド・イリュージョン』

2015.08.07

マジック、手品というのは「肉体性」が必要だと思う。いくら優秀なロボットがいて、それが華麗なマジックを披露しても、あんまり感動はないかと思う。そこには、機械=万能、人間=不完全という認識があるかもしれない。不完全な人を完全に思わせるマジック。マジックは、テクノロジーを使ってとしても、主体は人間でないといけないのだ。だから、マジックには肉体性が必要になる。そして、そこに人間臭さがある。みんな人間臭さが好きだ。

マジシャン達が途方もないスケールで活躍。全編がキラキラしたマジックのような映画。『グランド・イリュージョン』。興味があったら、観てみてください。レンタルにあるかなと。YouTubeに予告もあるかと思います。

▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 

毎日の字間

毎日の字間 2015.8.6「平地でかがむ」

2015.08.06

平地で、僕かかかむ。視界が地面に近くなる。目の前が平らな地面に覆われていく。いつもと違う風景。光景。シーン。視線を変えると、自分の中の理屈が変ってくる。こんなことになぜ気がつかなかったのか。かがんだ後にいつも思う。でも、忘れてしまう。次にかがむのはいつだろう。かがんだ体験はいつも忘れてしまう。
▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 

毎日の字間

毎日の字間 2015.8.5映画の琴(コト)『華麗なるギャツビー』

2015.08.05

お金持ちなんだけど、繊細というのが泣ける訳ですよ。そこに感情移入できる。意外とそんな映画が少ない。いや、あるんだけど繊細ぶりが、弱かったり。または、金持ちだからいいよね、と同情しにくかったり。しかし、本作の主人公の細かすぎる繊細さはなかなか心を打つ訳ですよ。それを、ディカプリオが演じるものですから、もう完全にやられてしまう。ディカプリオって、成り上がりっぽい役うまいと思います。野暮になりすぎないのもいい。シャープな成り上がり。もちろん哀愁もバッチリです。

安心のディカプリオ。『華麗なるギャツビー』。興味があったら、観てみてください。レンタルにあるかなと。YouTubeに予告もあるかと思います。

▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 

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