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「 絵本『くものもくもくん』制作とマネジメント」<5.イベント出店〜当日>

2018.02.28

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▲ 絵本「くものもくもくん」ストーリーは、「くものもくもくん」と「ことりさん」との会話で進んでいく少し不思議 なお話(A5サイズ・オールカラー26ページ・2017年10月発行)。リトルプレス(自主制作の小規模出版)です。作家は室蘭在住です。

絵本『くものもくもくん』制作とマネジメント」<5.イベント出店〜当日>

前日までドタバタはしましたが、当日無事出店&イベントをおこなうこおtができました。以下、その様子を写真の動画で紹介してみます。イベントづくりは手間をかかりますが、当日は充実して楽しい時間が過ごせました。思うにイベントは「準備」が一番大事で、それがしっかりできていれば、当日はすべり台をすべるようにスーッと流れていって、気持ちいい!という感想になるかと思います。この長めの記事が参考になれば幸いです。

 くものもくもくんブース

くものもくのくんライブ

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「くものものくもくん」
の制作についての記事はいかにあります。

<1.はじまり〜制作>
<2.プレ発表〜NEVER MIND THE BOOKS出店>
<3.宣伝を考える(1)>
<3.宣伝を考える(2)>
<3.宣伝を考える(3)>.
<4.イベント制作〜準備(1)>

<4.イベント制作〜準備(2)>
<4.イベント制作〜準備(3)>


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「くものもくもくん」(A5 サイズ / オールカラー26ページ)
絵本 / リトルプレス / 2017年10月発行
instagram
https://www.instagram.com/moku_mo_kun/?hl=ja
minne 販売サイト
https://minne.com/items/11744794

★本記事のお問い合わせはQZJ12432@nifty.comまで。
#絵本#リトルプレス#絵本#絵本作り#絵本作り方

ishikawa

Text by
アート・メディアライター  石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)

 

 

 

 

 

「 絵本『くものもくもくん』制作とマネジメント」<4.イベント制作〜準備(3)>

2018.02.24

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▲ 絵本「くものもくもくん」
ストーリーは「くものもくもくん」と「ことりさん」との会話で進んでいく少し不思議 なお話(A5サイズ・オールカラー26ページ・2017年10月発行)。リトルプレス(自主制作の小規模出版)です。作家は室蘭在住。

はじめに。
「絵本を自分でつくりたい」という人むけの記事です。

僕はメディアに関する活動をしております。最近の活動のひとつとして室蘭在住の絵本作家「ちなころ」さんらリトルプレス絵本「くものもくもくん」編集・制作とPRのためのイベント出店のプロデュースをさせていただきました。その体験は、絵本を自分で作りたい!という方に参考になりそうでしたので、5つの記事にわけて書いていこうかと思います。以下まだ書きかけの内容になります。ご了承くださいませ。

本記事は以下5つの記事になっています(リンク先今制作中です)

<1.はじまり〜制作>
<2.プレ発表〜NEVER MIND THE BOOKS出店>
<3.宣伝を考える(1)>
<3.宣伝を考える(2)>
<3.宣伝を考える(3)>.
<4.イベント制作〜準備(1)>

<4.イベント制作〜準備(2)>
<4.イベント制作〜準備(3)>.….この記事です。
<5.イベント出店〜当日>

1. 紙芝居とミニライブ以外のコト
常設の出し物についてを用意する。

前回の記事はここです。
さて、ちょっと書き忘れたことを書きます。今まで、イベント内容について紙芝居とミニライブを中心に書いてきましたが、それ以外の「出し物」もありました。室蘭市民会館でのフェスで、絵本の読み聞かせができる、という話をいただいたところで、紙芝居+ミニライブというタイムスケジュールでおこなうもの他に、なんか当日で常設で楽しめるものができれば、と考えました。すると、終日使えるブースのような空間を、紙芝居+ミニライブの会場とは別にいただけることになりました。そこで、そこに設置するものを考えました。以下、紹介しますね。

2.「巨大もくもくん」
いっしょに写真を撮れる。存在感は善の味方。
 

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名前のとおり、絵本「くものもくもくん」の主人公の巨大オブジェです(写っている人物は作者のちなころです)。当日、スペースをもらえるなら、インパクトのあるものが欲しかった。そこで考えたのはこれです。「いっしょに写真が撮れる」いうのがポイントでございます。大人と来たお子さんに写真撮影を楽しんでもらおうということです。インスタグラム等のSNSが普通の今、ニーズがあるし、インパクトで人目も惹くかなと思いました。ベースになる構造は、空気を入れるソファベッドにつめものを入れた布でできています。ソファなので写真のようにその上に乗ることができます。

3.「ストラックアウト」
投げてたのしい。くものもくもくん。投げていいの?ーいいの。

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作家ちなころの知人が、このイベントのために作ってくれた!というストラックアウト。ボールを投げてて図柄がかわるおもちゃですね。こういった子供が活動的になれるものはとってもいいですね。僕には考えられない発想ですね。出来もとってもよく、手作りながらひとつひとつのディテールがとってもいいんですよね。勉強になりました。手作りの質感とはいいものです。

4.「もくもくんをつくろう」
いわゆるワークショップ的なもの。教育です。

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さらに、こどもが能動的になれるものを用意したくなりました。結果的に用意したものは、紙でたくさんの雲の輪郭だけを書いたものを用意。これに、用意した色鉛筆で、子供に自由に自分の「くものもくもくん」を書いてもらうというももです。本当は、ゼロから作ってもらったほうが、オリジナリティがあっていいのですが、その場合カッターやハサミの安全性の問題がクリアできなくて、断念。さらに、つくったもくもくんで、「自分だけの」絵本を作ってもらう、というのも構想はあったのですが今回の実施は見送りました。アイディア自体はいいので、機会があったらやってみたいです。

5. 制服の楽しみ。エプロンがアゲる。
すべてはお客さまのために

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もくもくんイベント出演について、スタッフエプロンをつくることにしました。Tシャツでも、トレーナーでもなく「エプロン」というのは、子供の優しい感じでいいですね。エプロンの安心感素晴らしいし、ポケットもついているので実用的です。ネットで検索すると安価なものが購入できました。そして、アイロンプリントでももくもくんを貼り付けました。空をイメージした青のエプロンいい感じです。こうしたユニホームは、対外的にイメージを伝ええう工夫になりますし、誰が関係者かわかりやすい、という点でとっても意味があると思ってます。

6.フライヤーをつくる。
空飛ぶもくのくんにはフライヤーが似合う。

もくもフライヤーblue

今回の「くものもくもくん」読みきかせ&ミニLIVEは、「たねフェス」というイベントの出し物のひとつでした。ですので、そのフライヤーが配布されています。ただ、それに詳細な情報はのっていません。ですので、専用のフライヤー(宣伝チラシ)を作ることにしました。イベントの2週間前にできました。そのタイミングだと内容詳細は固まっているので詳しい情報が掲載できました。フライヤーのデザインは、手作り感のある親しみやすい雰囲気にしました。あえて1色印刷にしたのもそのほうがこのデザインなら目を惹くと思ったからです。今ではフライヤーだと1色も4色も
同じような値段ですが、カラーがベストとは言い切れない場合は結構あるとは思ってます。そこはよく考えたほうがいいかと思います。

7.練習、練習、また練習。あるのみ
「もくもくん体操」、公民館の活用、

作家がリコーダーでふけつ「もくもくんのテーマ」をつくりました。1分程度の

作家の知人が「もくもくん」体操というのを考えてくれました。思いつきのようなものでしたが、それはなかなかいいと思いました。

8.そして、前日

夕方、会場セッテイングをした後、夜のカラオケボックスで最終リハーサル。おつかれさまでした。明日は会場に9時前には集合です。 

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「くものもくもくん」(A5 サイズ / オールカラー26ページ)
絵本 / リトルプレス / 2017年10月発行
instagram
https://www.instagram.com/moku_mo_kun/?hl=ja
minne 販売サイト
https://minne.com/items/11744794

★本記事のお問い合わせはQZJ12432@nifty.comまで。
#絵本  #リトルプレス  #絵本   #絵本作り  #絵本作り方

ishikawa

Text by
アート・メディアライター  石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)

 

 

 

 

 

「 絵本『くものもくもくん』制作とマネジメント」<4.イベント制作〜準備(2)>

2018.02.24

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▲ 絵本「くものもくもくん」
ストーリーは「くものもくもくん」と「ことりさん」との会話で進んでいく少し不思議 なお話(A5サイズ・オールカラー26ページ・2017年10月発行)。リトルプレス(自主制作の小規模出版)です。作家は室蘭在住。

はじめに。
「絵本を自分でつくりたい」という人むけの記事です。

僕はメディアに関する活動をしております。最近の活動のひとつとして室蘭在住の絵本作家「ちなころ」さんらリトルプレス絵本「くものもくもくん」編集・制作とPRのためのイベント出店のプロデュースをさせていただきました。その体験は、絵本を自分で作りたい!という方に参考になりそうでしたので、5つの記事にわけて書いていこうかと思います。以下まだ書きかけの内容になります。ご了承くださいませ。

本記事は以下5つの記事になっています(リンク先今制作中です)

<1.はじまり〜制作>
<2.プレ発表〜NEVER MIND THE BOOKS出店>
<3.宣伝を考える(1)>
<3.宣伝を考える(2)>
<3.宣伝を考える(3)>.
<4.イベント制作〜準備(1)>

<4.イベント制作〜準備(2)>……この記事です。
<4.イベント制作〜準備(3)>
<5.イベント出店〜当日>

 

1.参加イベントまでの制作
「音楽隊」をどうするか??

前回の記事では、2月に開催されるイベント参加のための制作の方針について書きました。読み聞かせは紙芝居にするのは決めました。これに関しては、制作の方法はみえてます。絵本のデーターをネットの安い出力サービスでB2サイズにしてもらう。ただ、それだけではペラペラですから、なにかに貼る必要があります。思いつくのは、ハレパレという糊がついているパネル素材。これが一番簡単です。その方向で考えてみました。まぁ、ゴールは大体みえてます。

問題は紙芝居と一緒にやる音楽隊でした。これをどこまでやるか?を決めないけません。具体的な曲名と曲数ですね。これを決める過程はいろいろあったのですが、最終的にはジブリの曲、ディズニーの曲、ピタゴラスイッチのテーマに落ち着きました。オカリナ、リコーダー、ギターという編成です。僕は思うのはミニライブでも、それをやるなら音楽に演奏者として技術とライブのキャリアのある人がいないとダメだなということです。そうじゃないと、案は作れても人前で見せるものをつくっていくのは難しいということです。小規模でもライブをやる場合は、経験や技術のある人が、最悪その人たちだけでもライブが成立できるような体制を作らないといけないと思いました。たとえ簡単といえる曲でも人前で演奏することに取り組むことは時間がかかるということがわかりました。

2.「くものもくもくん」のテーマを作家ちなころが作った!
  絵本のテーマ曲があるのが凄くいい。

ライブについてのやりとりを、メール等でいろいろやっているうちに、作家のちなころが「もくもくんのテーマを作りました!」といって、オカリナでの曲を聞かせてもらいました。とっても易しい曲ですが、とっても良い曲でした。これは僕にでも演奏できそうですし、ライブでやることはすぐ決めました。これは作家ちなころの忙しい中でのまったく自発的な提案で、少しびっくりしました。でも、それは嬉しいびっくりでした。絵本にオリジナルテーマ曲があるのは作品に立体感が出て凄くいいですし、紙芝居とライブをやることにつながりが感じられるのもいいかと思います。こうした、オリジナルの音源はどんな場所でも使えるのもメリットがあります。そして、この曲に後日には歌詞が生まれて、そして「くものもくもくん体操」というパフォーマンスが生まれます。そこを考えるとテーマ曲の発案は紙芝居イベントを、より良い方向に進めた偉大な一歩だったと思います。

3.リハ、リハ、リハ
紙芝居イベントの内容が決まれば、リハーサル。

制作がいろいろまわりはじめたのが年明け。イベントは2月中旬です。関係者は、それぞれ仕事やプライベートがある中、打ち合わせやリハーサルを進めないと行けません。その場合、まず一番大事なのは「場所」なんです。今回のケースでは、ミーティングだけではなく、紙芝居+ライブのリハーサルもできないといけません。リハとなると、スペースを借りないといけないかな、と考えました。と思っていた時、メンバーのひとりが夜、自宅のリビングを提供できる、という大変ありがたいお話しをいただきました。行ってみると、そのご自宅は大変立派なリビングがあって5人のメンバーが打ち合わせや、リハが可能な広さがありました。それから、週に1〜2回、18時から21時くらいまで、それぞれが簡単な食事をコンビニ等で買って、打ち合わせやリハをおこなう日々がはじまりました。

<4.イベント制作〜準備(3)>に続きます。

書きかけの記事です
続きをお楽しみに。

 

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「くものもくもくん」(A5 サイズ / オールカラー26ページ)
絵本 / リトルプレス / 2017年10月発行
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★本記事のお問い合わせはQZJ12432@nifty.comまで。
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アート・メディアライター  石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)

 

 

 

 

 

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