野生に出会い、食べてみる。
市外にて、道路を走る。すると道路の真ん中にエゾシカがいて、びっくりしたことがある。彼(彼女?)はこちらを見て、一瞬目が合ったかと思うと、俊敏な動作で道路から去っていった。なんていうか、野生を感じましたね。鹿というと平和でおとなしいイメージがある。その出来事は、かわいいというよりコワイ気がした。そこが野生なんだろう。まさに野生の証明である。
エゾシカというのは今、北海道では食材として注目されていて、僕も何度が食べたこともある。エゾシカをタレで漬けた、エゾシカンというのも聞いたことがある。エゾシカ自体はかなり数は生息していて、仕入れには困らないようだけど、アウトプットが難しいらしい。食肉の活用もまだまだ十分なニーズないとのこと。革の活用も、なにかクリエイティブなアイディアがあればいいな、と思う。今の時代、革の活用というのはマッチしているのか、してないのか。
「なんぷてい」のカレー食べる。人気のあるエゾシカの料理のひとつだ。写真にはのっていないが、これにカレーソースをかけて食べます。野菜はざっくり食べごたえあり。シンプルとも、素朴ともいえるけど、そのまっすぐぶりは気持ちいい。野生な感じのメニューである。