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毎日の字間 2013.010.27「まわりにある偽装」

こんばんは。
(日曜の夜のTVは…特に観てないです)



「偽装」ということについて、考えてたい。端的にいえば、「嘘」という意味ですよね。
人はなぜ、偽るのか。偽らないで生活できるのだろうか。仕事を偽るのか、プライベートを偽るのか。偽りは「悪」なのか。

なぜか、
(嘘も方便というコトバもある)

嘘=事実でないこと、と定義すれば、世の中には嘘だらけではないのか。映画や小説は嘘だから悪なのか。今のが頭の悪そうな理屈だということはわかる。映画は小説は嘘というのが、前提であるのだから、悪にはならないといことだろう。

(「これはフイクションです」という表示が事実であることの保証は誰がしてくれるのだろうか?)



僕たちは知っている。「嘘」と「真実」といのは絶対的な基準がある訳じゃない。人、時、状況によって白と黒をさまようひどく相対的ものである。そして、完全なる白や黒というのは存在しない。人が決めるものに完全なものはないのだから。

「偽装がいけない」、というより「なぜ、その偽装はいけないのか?」
と「なぜ」の部分を深く深く議論していくのが大事だと思う。



おやすみなさい。
(いい週でありますように)

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