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毎日の字間 2013.11.2「札幌の街の棲み分け」

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こんにちは。
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札幌は大通公園を境に北側は札幌駅までが「オフィス街」。南側は歓楽街ススキノまでがデパート等の「買物街」という棲み分けである。僕が学生のころまでその区別はクッキリしていた。「服を買うならパルコ周辺の大通だね!」という感じ。▼ただ、ご存知のとおりその区別が札幌駅の改装(2003年)によるショッピングエリアの拡張(例:札幌駅まわりに大丸デパート、ヨドバシカメラの進出)でだいぶ変わってきた。それもまぁ10年も前の話なんだね。▼札幌の「エリアの棲み分け」がどんどん曖昧になってきている。これに対する考えは人それぞれだと思うけど、僕はこれは良いことだと思っている。札幌中心部くらいの規模ならば「オフィス街」と「買物街」はもっとバラバラと散らばって存在して、モザイクのように街を作っていってもいい。▼そのモザイクが札幌の街の新しい表情ができるのではないか。それは結果として、札幌という街の構造がわかりにくくなるだろう。それでも、そこから生まれる街の個性に僕は期待したい。さらにいうなら、地下鉄の大通駅〜さっぽろ駅というしばりから離れて、地下鉄のさまざまな駅の周辺にカラーの持つ街になると素敵だと思う。


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失礼します。
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