カーディガンと「岡本一宣の東京デザイン」
三連休の初日。ふと、カーディガンが欲しくなって駅前に行く。先週ステラのトランスコンチネンツで良さそうなものがあったのを思い出す。2つ試着をして、少々迷って、シンプルなほうを買う。試着中、「たくさん着てますね」と女性の店員さんにいわれて、少し恥ずかしい。「寒がりなんです」と答える。こういう時気の利いたレスをしてみたい。その後、紀伊国屋書店に行って、「岡本一宣の東京デザイン」を買う。判型はそれほどでないが、厚さが電話帳なみの本。それだけ内容は充実。思い存分、岡本氏の仕事が楽しめる。ファンです。基本的なアイディアと日本語フォントの取り扱いが本当に素晴らしく、一見シンプルなんだけど、実に考え抜いて制作されているのがわかる。良いデザインは、いくら眺めていても飽きない。アートディレクターの意図をいろいろ想像してみるのが楽しい。自分が作ったもの、こういうふうにいろいろデザインについて考えてもらえれば最高だな、と思う。
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