三島由紀夫「行動について」
時間潰しに立ち寄ったパセオのヴィレッジヴァンガード。本を観ていて、なんとなく手に取りパラパラと読んで、買ってしまった文庫本。地下鉄や、ちょっとした待ち時間に読むため用。
内容はエッセイといった軽い感じだが、真似のできない「軽さ」がある。こういった平易な文章で、深みのある普遍的な内容。そして、おもしろい。モンキーダンスを踊りにお店に通ったという話もある。
こういった作品をひとつでも自分でも残せればいいな、と思う。解説を読むと、あとがきは三島が自害する一月前に書かれたものだということ。死について書かれれている内容もあるけど、自身の死の可能性についてはまったく感じられない。
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