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掟ポルシェとジョン・フォックス

ベッドで寝ながら掟ポルシェの本を読んでいたら、ジョン・フォックスのアルバムレビューがあった。同氏らしい、80年代文系アバギャルドな文章なんだけど、書いてあることは共感できるものだった。

ベッドから起きてレコード棚を調べると、アッサリみつかるジョン・フォックスのCDベスト。そう、僕もファンなんです。 ポジションとしては裏デビッド・シルヴィアン的な人ではないだろうか。

デビュー時リーダーだったバンド、ウルトラヴォックスは在籍時にはジャパンほど一般的な人気はなかった(脱退後メジャーになるけど)。

ソロアルバムは4枚リリースしているはず。僕はジャケも含めて、2nd「ガーデン」が好き。3rdや4thも、好きな曲がある。お勧めできるかは別として1stの地味なピコピコ・テクノも捨て難い…結局、全部好きだな。

内向的でヨーロッパの美学的な雰囲気を、エレクトロニクスサウンドと感情豊かなメロディライン。結構、ギターも入っていて、それもなかなか味がある。初期テクノの功労者というより、ソングライティングそのものや、独自のアレンジのあたりにもっと注目されても良いような気がしますね。

ソロのアナログはあるけど、CDも買おうかなぁ。 (追伸 後日ピヴォのタワレコで、2ndを購入。コーナーに2000年代にリリースのハロルド・バッドの共作アルバムもあって、ビックリ。今回は見送ったけど近いうちに聞きたいなぁ。全部インストだったら少し残念。ライナーノーツを読むと、2000年代もいろいろ活動しているようで、追いかけていきたい)

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