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書籍「表紙とカバー」江口宏志(ピエ・ブックス)

昼、大戸屋で「チキンかあさん煮定食」を食べる。このメニュー結構好き。そのあと、JR札幌駅のほうに行く。小物をいれるポーチが欲しいと思う。サプリメントとか、ポストイットとか、USBメモリとかSDカードとか、カッターとか、メガネふきとかいろいろある。今まで、持ち歩いているZIPのA5のファイロファックス(ダーラム)のポケットリフィルに入れていた。でも、これに入れると肝心のノートリフィルの量が減って不便。なので、なんかポーチのようなものが欲しかった。

今までも、テッシュや、汗拭きシートなどをいれる布製のものはあるのだけど、もう少し大きめのが欲しい。パセオの「タバサ」に行ってみると、革製でA5程度の大きさでなかなかいいのがあった。角が四角ではなく丸みを帯びたデザインが「タバサ」という感じでいい。お店のオリジナル製品のようだ。他の書品を見ながら迷いに迷う。

そして、買ったのが本「表紙とカバー」江口宏志(ピエ・ブックス)。違うじゃん!といういうのはご勘弁を。急な買い物変更はみなさんもよくあるでしょう。それだけ、魅力的な本なのですよ。

内容はタイトルのとおり、オランダ、ドイツ、チェコ、フランス、日本、スイスなどなどのペーパーバックの表紙ビジュアルを中心に紹介している(日本もあるのがいい)。オランダには当然、ディック・ブルーナもいる。ページの中で古本の現物をちょっと引いた感じで撮影していて、全体の感じがわかっていいし、多少の汚れがあるのもかえっていい。

それにとにかく、デザイン自体が素晴らしく、見ていて飽きない。こういった「DTP以前」のカッコ良いデザインを見ていると、ホント、グラフィックデザインは、テクノロジーでも予算でもなく「センス」だな、と思う。この本自体もペーパーバックふうの装丁もセンスが良い。

2800円と少々高価ではあるが、ほとんどカラーの図版であるから、国内CDでも一枚買った気分でいれば、良い買い物だと思う。気分転換は最適に一冊。

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