心の世界
FREE TALK
ああ、今日もこんな感じで良かったのかな、と思い歯を磨いて寝る態勢を整える。よみかけの本のページを開くかどうか考える。
自己評価というのが苦手だ。まぁ、対外的にサラサラと出すセリフの用意はあって、それはおおむね客観的に合致しているのだと思うのだけど、それが自分にとって心の底からリアルなものかといえば、よくわからない。
自分の心の奥底には、なにが隠されているのだろう。考える。そこは闇なのか光なのか。闇に隠された光なのか、光に包まれる闇なのか。それとも、もっとノイジーな混乱した世界なのか。
自分の心の中のインナースペース、内面宇宙がひろがっている。この宇宙の探検は、お金も手間もかからず、時間さえあれば探検可能。しかし、探検はなかなか進まない。
ひとりの時間でもついつい本なり、ネットなりさまざまなアイテムとの接触をしてしまう。ネット探検は楽しいけど、それは自分の探検にはならない。〜しながら、というスタイルがすっかり身に付いてしまている。だが、たまに瞑想のように自分ひとりだけで心の中の世界を探ってみるのも良いかもしれない。
アイテムとしては、ノートにメモはしても良いと思う。そこに心の中に浮かんだことを書いていく。それらのメモはまとめようとしないほうが良い。ただ、見返すことによってわかることがあると思う。