安らぎのライン
道を歩いていると彼らがいた。前はパルコ上のエキシビションで見た。その時は大きなイラストで、彼は王様の格好をしていた。
「そうか、彼は王様だったのか」と知った。庶民的なキャラクターだと思っていたのに少々、裏切られた記憶がある。
しかし、商品化され庶民の愛されるには、複雑な要素がからむし、凄いプレッシャーだと思う。それをうまく、かわしていくのは王様というバックボーンかあるから可能だったのだ。ごめん、裏切りではない。これからも僕をいたわってれるアイコンであった欲しい。
路上で出会った彼のファッションは、凄くリベラルに思えた。洋とも和ともいえない服装は僕に自由を教えてくれる。対して、彼女のファッションはどうなのだろうか。少々、品格に欠けるのではないか?頭の上にいるヒヨコは、ヤン・シュヴァンクマイエルの「ALICE」の影響は明確ではあるけど、食事ではなく、入浴であることがオリジナルだろう。品格に欠けるといいつつ、彼女の服装に惹かれてしまうのは、男性の悲しいサガだろう。