階段学
大人の階段、天国への階段。今の僕は、階段を上っているのか、下がっているのか、そんなこともわからない。暗中模索。でも、そのことにあまり悩んだことはない。
平凡な一日をいかに大切に過ごしていくか、ということにとても興味がある。つきつめればすべてはミニマムに収束する。
メールの返事をするか、しないか。電話をするかしないか、指示を出すか、止めるか、そんなものである。階段というものは上るというよりも気がつくと出来ているものかもしれない。
美しき建築物。それを想い出として、静かに観られれらばいいな、と思う。 最近、アクシデントがあった。プライベートな問題で、自分の心の中で、どう処理するか、という問題だった。こういう表現も変だけど、一種の気分転換になったと思う。世の中本当に、良いことも悪いことも平等に来るのかなと思う。この数日でどんな階段ができたのだろうか。 それはまだわからない。