違うキアヌ
「フェイクシティ」(封切作品)
キアヌ・リーブス主演最新作。僕はキアヌ好きなんで、無条件で主演作品は観に行く訳です。
「地球の静止する日」のでは宇宙人という役のためか感情に起伏が少なく、キアヌのいろいろな演技が見たい!という部分では少し物足りなかったかもしれません。
今回は、結果を出すため強引な捜査を行なう無鉄砲な警官役を演じてます。おまけにアル中。小奇麗な役が多いの中で、珍しいと思う。チラシの写真もなんか違う感じでしょ?
チラシといえばチラシに「L.A.コンフィデンシャル」以来の衝撃と記載がありますが、それは無いと思います。比べてもあんまり意味のない作品になっています。
話はキアヌがかつての仕事仲間がコンビニで殺された事件に足を踏み込むことによって警察の闇に入っていくことになります。なんというか、今であまりみない泥臭い刑事ドラマになっております。派手なアクションは少なめですが、警察内部のなんともドロドロした感じが退屈させません。ラストは普通なんですけどね。
追加ポイントとしてはアメリカの医療TVシリーズ「HOUSE」のヒュー・ローリーが刑事役で出てまして、キャラクターはドクターハウスまんまで楽しめました。