軽くなるバッグ。軽くなる気持ち
バッグがついつい重くなる。徒歩生活者なのでバッグは軽ければ軽いほどいい。しかし、出先やカフェ等でも編集・ライティングをするモバイラーでもあるので、荷物は多くなる。通常の仕事場以外で仕事を可能にする環境を作るとすれば、なかなか荷物は多くなる。
僕は、「空き時間があればやろう」と思った仕事の素材も、持ち歩いていた。完全に「仕事場を持ち歩く」というコンセプトである。パソコンから各種資料・書籍・文房具も一通り、読書のための本もバッグに詰め込んでいた。
しかし、最近はこれはやめようかと思う。原則はモバイルイメージが確定したものだけを持ち歩くのがいいかな、と思う。
モバイルイメージとは、出先やカフェで「確実にやる」というものだけ持ち歩くのである。つまりスケジューリングされたモバイル仕事だけを持ち歩くことに決めた。そして、バッグの中身をぶちまけた。それらをひとつひとつ手に取って検討する。モバイルイメージでスケジューリングされた仕事で必要なものだけ厳選する。
パソコンも必ずしも持ち歩かないようにする。今はパソコンがなくてもスマートフォンでできることは結構ある。大は小を兼ねるという発想でついついパソコンを持ち歩くが、それだけで安心していたような気がする。でも、実際は紙とペンでできることもかなり多い。紙とペンでないとうまくいかないものもある。
結果的には、モールスキンの手帳(ラージ)とハードカヴァーの本が1冊程度入るショルダーバッグで十分いうことがわかった。仕事の整理にもなった。デジタル機器はスマートフォンでかなりカヴァーでできそう。
もちろん、パソコンを持ち歩くようなこともこれから当然あると思うけど、「最小限のもの」を持ち歩く、という思想を徹底させたい。そうしないと、ただ重いもの持って家を出て、帰ったきただけになる。気軽に持ち歩くなら、本がいいと思う。本はそれだけで完結できるから、気軽でいい。それに自宅で意外に読めないものだからである。
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