毎日の字間 2013.09.24「えべチュン」
-------------------------------
友人になりたいゆるキャラ。
-------------------------------
自分の中では、ご当地ゆるキャラで思い浮かぶのは江別市の「えべチュン」である▼造形的にもコンセプト的にも素晴らしいとはいい難いのだが、どこか愛してしまうのである。ゆるキャラには完成度とか、作り込みとかあんまり関係ない…とはいわないけど、どこがヌケは欲しい気がするのである▼その点、えべチュンは、媚びていないし、どこか不可解で、でも可愛らしいから好きだ。なんというか、サブカルチャー的ともいえるかもしれない。えべチュンは、その性格自体も予想しにくい▼なんといっても基本は泣いているのである。常態が泣いているゆるキャラって、僕はほかに見たことがない▼サイトによると、頭がレンガなので飛べないそうである。そのなんともオフビートな設定が好きだ。媚びずに無気力そうだが、嫌いな食べ物は「輸入小麦」という秘めたポリシーも持っている▼優等生でもなくワルでもない。そんな、えべチュンに、親近感を持っている。
------------------------------
失礼します。
------------------------------