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毎日の字間 2013.11.11「地味と派手の解剖学」

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こんにちは。
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地味と派手、どちらがいかといえば地味がいい。地味にも味がある訳で、そこに深く潜りたい気持ちになる。反面、派手の持つ華やかさに憧れもとってもある。派手の持つ明るさ、エネルギーは魅惑的ではあるが、自分ではそれを遠目に見るしかない。▼でも、それも楽しいのだ。地味や派手というのは、劣等感という視点で語れる事が多いが、地味があるから派手が成立するというのは、言い過ぎではないと思う。今の相対主義の世の中ではシーンや状況や時間や人が変れば、派手も地味も定義が変っていく。▼つまり、この2つは本質は似た者同士かもしれないのだ。地味になりたい、派手になりたい、という考えは実はひどくあやふやなものかもしれない。そう考えると「地味がいい」なんていう自分の心情も疑いたくなる。時には結論は出さなくていい。▼地味でも、派手でもいいではないか。そこに悩むことはない。なぜなら、世の中に両方必要なのだから。

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失礼します。
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