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取材をされる側

今日は、取材を受けたのだけど、普段「取材する側」なので「取材される側」になってみると、いろいろ相手の立場がわかってきて興味深い。ポイントはふたつあると思う。まず。(1)他の編集者・ライターの取材のやり方がわかる(2)取材を受ける側の気持ちがわかる、ということ。

(1)については、形式的な部分からみると、録音機材を使うのか、それとも使わないか、それとも併用か、内容的には質問展開は、予定された質問項目を重視するか、それとも脱線のレンジをどこまで許すか、というあたりが自分との違いがわかって、おもしろいし参考になる。

(2)については、自分の受け答えが適切なものだったか、気になってしまう。やっぱり、緊張するので、僕はリードにでも使えそうな気の利いたことでも言おうかと思うのだけど、大抵うまくいかない(笑)。いくら「取材する慣れ」していても、「取材受け慣れ」していなければ、ダメな訳だ。よく、取材を終えた時、「大丈夫でしょうか?」と聞かれるコトがある。僕としては、大丈夫だから終わらせた訳なので当然オッケーなのだけど、自分が本日のように受ける側になると、「大丈夫でしょうか?」と、終了後に聞きそうになった。なるほどな、と思う。

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